2025年12月の記事一覧
第69回日本学生科学賞 読売新聞社賞受賞
理数科の川又華さんと普通科の齋藤美奈子さん(ともに化学研究部)が第69回日本学生科学賞に出展した作品名「ぶつからない銅樹」は、最終審査の結果、12月19日(金)に開催された中央表彰式にて読売新聞社賞を受賞いたしました
研究概要については、先日投稿した下記の記事をご覧ください。
⇒ 第76回埼玉県科学教育振興展覧会 県知事賞受賞
惜しくも世界大会出場を逃しましたが、化学研究部として歴代最高位の受賞となりました。
関係者の皆様のご指導、ご助言にあらためて御礼申し上げます。
川又 華 さん(写真左) と 齋藤 美奈子さん(写真右)
【理数科日誌】集中実験講座
大宮高校理数科、冬の風物詩「集中実験講座」が今年もやってきました。
12月24日、25日の二日間かけて行われる2年生の理数科行事です。4月から始まった「理数探究」も佳境を迎え、実験データの収集やまとめ作業をここで一気に進め、年明けの理科教育研究発表会(会場:埼玉大学)や理数探究校内発表会(会場:本校やまぼうしホール)での発表に備えます。それでは、今年度の様子をご覧ください!
【 数学 】
撮影日は12月24日、翌25日の探究活動生徒発表会(会場:日本薬科大学)での発表に備え、最終確認。担当教員とのディスカッションもいつも以上の真剣さが漂っていました。
【物理】
すべてのグループが忙しそうに実験に取り組む物理班。それぞれのテーマに合わせ、実験装置を「自作」するのも物理ならではかもしれません。
【化学】
白衣を着てCOD測定やキレート滴定など、「いかにも化学!」な実験風景。年度当初と比較して、実験器具の使い方にも慣れてテキパキ動く様子に成長を感じます。
【生物】
プラナリア、乳酸菌、そして「G」まで(Gが何者かはお察しください…)。そこに生命ある限り研究対象です。個体差が大きい生き物を相手に、工夫を凝らして実験を進めていました。
【理化学研究所の見学の様子】
12月15日(月)、理化学研究所和光地区へ見学に伺いました。
見学の導入では、全体の概要説明として、理研の歴史や施設全体での研究について、大枠の説明をしていただきました。その後、見学できる研究についての原理を解説していただき、研究施設まで移動しました。見学することができたのは大きく分けて次の2つの研究施設です。
まず1つ目の研究施設は、
中性子工学施設(光量子光学研究センター・中性子ビーム技術開発チーム)です。
以下の写真は中性子工学施設での様子です。
2つ目の研究施設は、
仁科RIBF棟1階サイクロペディア地下加速器施設(仁科加速器科学研究センター・核構造研究部)です。
以下の写真は仁科RIBF棟1階サイクロペディア地下加速器施設での様子です。
最後に、理研ギャラリーでの展示物の見学をして解散となりました。見学全体を通して、初めて見る実験装置ばかりで、生徒から多くの質問が出ていました。生徒は大いに刺激を受けており、とても有意義な経験となりました。このような貴重な経験が生徒の将来にきっと活きてくるはずです。
理化学研究所和光事業部の皆さん、この度は見学を快く受け入れてくださり、本当にありがとうございました。
【理数科日誌】 Global Rocketry Challenge(修了式)
11月29日(土)に【 第9期 Global Rocketry Challenge 】の修了式が行われました(会場:センターオブガレージ,東京都墨田区)。
5/24(土)に行われた任命式から6ヵ月。
メンバー4人にとってモデルロケット製作という未知への挑戦、モノづくりの楽しさと苦労、第9期の仲間たちとGRCに関わる多種多様な方々との出会い。長いようで短い日々がこれでひとつの区切りを迎えました。
修了式は参加各校のこれまでの活動を振り返るプレゼンテーションからスタート。
初回打ち上げに向けて掲げた目標。
コンピュータ上でのシミュレーションと実際の打ち上げ結果の違い。
秋ヶ瀬公園や日大船橋キャンパスでの打ち上げを通して得られたデータ。
全国大会に向け、あれこれと手を出すのをやめてシンプルで堅実な設計思想に回帰しつつも、こだわりを忘れずに。
パラシュート滞空競技、全国8位の喜び。高度競技55位の厳しい現実。
これまでの日々を振り返りながら、その中で得られた気づきや学びがたくさんありました。
プレゼンテーション後、修了証の授与が行われました。
その後、第9期の参加生徒全員に、協賛企業のロッキードマーティン社のロゴ入りブルゾンがプレゼントされました。
左胸にGRCのロゴ、右腕にロッキードマーティン社のロゴがプリントされたシンプルながらカッコいいデザイン
引率した筆者も「大人も貰えますか?」と喉元まで出かかりましたが、何とか我慢…!
昼休憩後はGRCの卒業メンバーとの交流会と、宇宙工学に関するワークショップが行われました。
GRCの活動において、モデルロケット製作は「きっかけ」です。
モデルロケットに真剣に向き合うことで、関連する様々な分野へ視野を広げる機会が得られました。
ワークショップの最後、プロジェクターで投影されたこの1枚のスライドがすべてを物語っています。
自分の「好き」を大切にする。
本校理数科もこの理念です。
好きだからこそ頑張れる。好きだからこそ突き進める。
突き進んだ先にブレイクスルーがあり、イノベーションがあると信じています。
末筆ながら、今回の活動をご支援いただいた日本モデルロケット協会、株式会社リバネス、Lockheed Martin Corp. 、そしてすべての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
本校メンバーの活動を温かく見守っていただいた加藤氏(写真中央、日本モデルロケット協会所属)
まるで「チーム大宮」かのように格別の応援をいただきました。誠にありがとうございました。