理数科日誌

2015年7月の記事一覧

東京大学研究室訪問


  東京大学研究室訪問
 東京大学大学院薬学系研究科・薬学部基礎有機化学教室ー
  
  7月24日(金)午後、東京大学本郷キャンパスを理数科・普通科の1,2年生希望者30名が訪問しました。
  最初に内山真伸教授の「道なき道を自らの足で切り拓く」と題した、教授が今まで辿ってきた道のりをご自身
 の高校生時代のエピソードを交え、薬学を目指したきっかけや現在の研究内容まで、分かりやすくお話していた
 だきました。本校生徒からの質問にも熱心に応えていただきました。生徒たちは、内山教授の「情熱を持ち続け
 ること、夢をあきらめないこと」などこれからの進路に大切なものが何かを学びました。また、研究を続ける上
 で大事にしている「楽しくやることの大切さ、研究にはチームワークが大切」などのお話も理系研究者などを目
 指す生徒ちにはとても心に響いたお話でした。
  講義の後、研究室の見学もさせていただきました。最先端の研究をしている現場では、普段見ることのできな
 い高額な精密計器がならび、大学院生の方が研究に取り組んでいる熱心な姿に、生徒たちは圧倒されていました。
  
最後に、本校卒業生で現在内山教授の研究室で学ばれている大学院生の方にキャンパス内を案内していただき
 ました。まずはその広さに、そして都心でありながら自然豊かなキャンパスに、生徒たちは先輩に質問をしなが

 ら廻りました。半日という限られた時間ではありましたが、濃密な有意義な時間を過ごすことができました。

 
    

     

        
  
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大学セミナー

  「大学セミナー」開催!
    ~神経と脳の最先端研究を学ぶ~

  7月13日(月)、本校にて「大学セミナー」が開催されました。
  講師に、東京大学生産技術研究所の池内与志穂先生をお迎えし、「神経と脳の形」という演題で理数科1年生
 と1~3年生の希望者68名が講義を受けました。
  池内先生は、東京大学大学院工学系研究科を修了され、ハーバード大学医学部研究員、ワシントン大学医学部
 研究員を経て、現在東京大学生産技術研究所で講師として御活躍されています。工学博士である先生は、工学的
 なアプローチから「脳・神経系の発生」について研究をされています。講義の中では、先生御自身が研究者にな
 ろうと思ったきっかけや体験談、現在研究されている人工脳の話までわかりやすく講義をしていただきました。
 90分という限られた時間の中での講義でしたが、生徒たちの質問にもひとりひとり丁寧に応えていただきまし
 た。生徒たちは、自分の夢を実現するために何が必要なのか、何が大切なのかを学びました。

     
 ↑様々な分野の研究者がいる生産技術研    ↑現在の脳の最先端研究についての        ↑難しい神経の生成や仕組みについて
  究所では、色々な面からのアプローチ      講義も興味深い内容だった。           の分かりやすい説明に納得する生徒
  ができ、メリットが大きいとのこと。                              たち。

     
   ↑現在の研究がどのように疾病の原因究    ↑遺伝子の異常に伴う疾病の治療法は?    ↑最後に池内先生に生徒代表より    
   明や治療に貢献しているのか?       (質問する生徒)               御礼の言葉
   (質問する生徒)      
 
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