山岳部・活動報告

2015年7月の記事一覧

[山岳部] 7月の山行!

夏合宿として7月の21(火)~23(木)の2泊3日で『白峰三山』に登ってきました!

  
日本第二の高峰、北岳からは北アルプスも展望できた。    最終日はあいにくの雨の中、大門沢へ下山した。

               
 18人分の行動食がズラリ。          気分は遠足か!?      韮崎駅から広河原までタクシー3台利用。

                   
広河原で吊り橋を渡る。前方に北岳。  大樺沢の登り。雪渓も見えた。     花の季節。種類も豊富です。

              
本日のテント場、白根御池に到着。   生徒・顧問共同で石をどかす。      今日は無風で、調理もやりやすい。
 
             
  中華丼のできあがり。       夕方はミーティングで明日の確認。   時間があるので、あやとりで男女交流。

                  
北岳バットレスを仰ぐテント場。     静かな朝です。鳳凰三山から甲斐駒ヶ岳へ続く尾根から日が昇ってきました。

              
草スベリの急な登りが始まる。      しかし、天気が良いので快調。     北岳、そのままの青空で待っていて!

             
森林限界を超え、ぐいぐいと高度を稼いでいくと、小太郎尾根の分岐に出て、一気に展望が開ける。

             
池山吊尾根の上に富士山が顔を出し、背後には甲斐駒ヶ岳。そして、程なく「北岳肩の小屋」に着く。標高3000mだ。

              
仙丈ヶ岳も間近に見える。        伊那谷側(右手)から強風が吹く中、いよいよ北岳への最後の登りにかかる。
 
              
北岳登頂。これが卒業アルバムの写真かな。 次なる百名山、間ノ岳への稜線も美しい。アルプスの雄大さを感じる。  

  
                   
中白根から霧に包まれてしまったが、雷鳥に遭遇。ヒナもいた。      わずかに青空が覗く間ノ岳。あれ一人足りない。

              
一人は昼寝をしていた。撮り直しね。  農鳥小屋へ下る。ここは大井川の源流だ。 今日もテント場の石を取り除く生徒と顧問。

               
天気が怪しくなり、強が強まったので、夕食は各テントごと。その風は夜中に、テントの支柱を折り、フライシートを破いた。   
 
               
最終日、なんだかんだ、いつも雨具の大宮高校。西農鳥岳と農鳥岳にて。ここからの下山中、ほぼずっと雨だった。

             
傾いているのは人ではなく、桟橋です。  桟橋は4・5か所ありましたが、ときどきドボンしている人もいました。

               
大門沢小屋。テントがありがたい。   砂防ダム工事現場を過ぎて、吊り橋を渡ると林道に出ました。ほっとするなあ。

              
雨具で蒸されて臭い人々は、このあと奈良田温泉で汗を流し、身延線の下部温泉駅(無人駅)から帰宅です。


2時間に3本くらいしか列車が来ないので、特急で甲府に出ました。いろいろな思いをした2015年の夏合宿は終わりです。

山岳部 6月の山行!


大宮高校山岳部では、6月20(土)~21(日)で 
「鳳凰三山」への山行を実施しました!

              
  薬師岳(2780m)にて       地蔵岳(2764m)のオベリスク直下に立つ!ここが鳳凰三山のハイライトである。

              
 霧の夜叉神峠登山口        恒例の大高体操で準備完了。   新緑の中を歩き始める。
             
 夜叉神峠小屋の前は広くてくつろげる場所。ただし展望は得られなかった。 杖立峠への道。


             
ずっと似たような道が続く。苺平を過ぎれば、辻山の北東を巻いて、今日の幕営地、南御室小屋に着く。   


             
素朴な小屋の前には広々としたテント場(50張)があり、整地も十分で快適そう。

              
  水は豊富で無料。         明るい時間に無風の屋外で調理できるのは大変にありがたい。

             
二日目の朝、青空が見えている。  朝日を浴びて、上機嫌。     そして、岩に登ってみると...。


            
 夏山の目標である白峰三山が見えた。展望があったのはこの1時間前後だけだったが、ありがたい。 


              
 砂払岳周辺は森林限界を超え、すばらしい展望に恵まれた。そして、周囲の花崗岩がまた美しい。
 

             
 ここにテント場があると便利なのだが。 最高峰観音岳(2840m)は雨。しかし、地蔵岳では止んだ。
              
 オベリスクのてっぺんまで行くのは禁止にしたが、ピーク直下まではトライした。

           
 地蔵岳から鳳凰小屋への下りは花崗岩が風化したザクザクの道。そしてとにかく急である。

             
 しかし、大きな滝がいくつも懸っている。夏山準備山行だから雨も訓練のうちだ。

 
       
 韮崎駅まで降りてきた。      ついつい立ち寄るそば屋さん。


         
ホリデービュー快速やまなし号は追加料金なしでうれしい。さあ、次は夏山だ。