2015年3月の記事一覧
山岳部は春山合宿に行ってきました。
奥秩父の金峰山(きんぷさん)、瑞牆山(みずがきさん)に
春山合宿で行ってきました。
天気に恵まれ、最高の思い出ができました。
雪を踏んで、上をめざす! 瑞牆(みずがき)山からは、八ヶ岳も見えた。
第1日 25日(水) 富士見平へ
朝のラッシュを乗り切り、中央線で韮崎へ。 10:37 韮崎駅へ到着。
電車もすいてきた。 「全員ちゃんと揃っているか~」
ホームからは昨年の夏に全山縦走した八ヶ岳 バスは春休みのキャンペーンで高校生運賃は
が見えた。天気は快晴! なんと100円!(顧問は1230円・・・
)
ここからバスで増冨温泉へ。 大高体操で準備運動。
12:10 増冨温泉を出発。ここから瑞牆山荘 13:30途中の金山平で休憩。鷹見岩(左)
まで7.4㎞、2時間20分の車道歩き! と金峰山への稜線が見える。
14:20 瑞牆山荘前に到着。長い車道歩きは 14:30出発 始めは緩やかだが・・・。
ここで終わり、ここから山道へ。
だんだん急になる。 15:23 富士見平、今日の幕営地に到着。
最後は結構、急な道となった
テントを張って・・・、夕食の支度だ。 今日のメニューは「ポトフ」!
けっして「野菜をゆでたもの」ではないのだ。
暖かいので、テントの外でごはんを食べる。 おかずもごはんもきれいになくなりました。
第2日 26日(木) 金峰山へ
朝は4時起床。夜は寒かった~ 出発準備。今回は定置テントなので、テント
はたたまなくてよい。楽ちんである。
5:40 アイゼンを着けて、金峰山へむけて 途中南アルプス(仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳)が
出発する。 きれいに見えた。
もちろん、富士山もばっちり見える。 6:52 大日岩到着。眺めの良いここで
休憩する。7:10出発。
左から農鳥岳、間ノ岳、北岳、そして仙丈ヶ岳。 森林限界の砂払ノ頭。ここからは木が
ない稜線となる。
高度感抜群!背景は八ヶ岳。 振り返れば、光の中を行く光景。
はるか左前方に頂上が見えてきた。 雪の稜線を進んでいく。天気も良く、風もあま
り吹いていなくて、気持ちいい!
千代ノ吹上という岩場を慎重に通過し、 もう少しで頂上だ!
9:05 やったー、頂上に着いたー。 標高2595mの雪の世界。
金峰山山頂には五丈石という大きな岩がある。あの上に登りたいなぁ、登れるかなぁ・・・。
あと一歩のところで手がかり、足がかりがない! そこを「えいやっ」と勇気で乗り越えて、
「あ~,怖い・・・」 ついに頂上に立ったぞ!
上から見るとこんな感じ。下に立っている人 向こうの山頂の仲間に向かって、「お~い」
が小さく見える。 何人かがこの上に登った。
山頂でのんびりとなんと2時間半もすごし、 下るために、登るときもある。
11:30に下山を開始。 人生も登り坂の時はまた、つらいものである。
千代ノ吹上。南に寄りすぎると転落する。 大日岩のあたりに雪洞があった。
気を付けよう。 皆、興味津々で覗き込む。
雪(氷)の塊を盛り上げて「かまくら」みたい 中に入っていると、隙間から棒を差し込んで
に作ってあった。 突っつくやつがいる。「黒ひげ危機一髪」か!
12:45 大日岩まで戻ってきた。ここでも25分 鷹見岩へは登り15分。行ってみると絶景
も休憩。さらに途中の鷹見岩へも行ってみる でした!金山平方面が見える。
ことにする。
金峰山頂から下りてきた稜線が全部見える。 また道草を食って、のんびりと眺めを楽しん
だ山行でした。
15:00 富士見平へ戻ってきた。と、ここでとんでもない事件が発生 テントわきに置いて
おいた夕食の豚汁用の肉がなくなっていて野菜も荒らされている!どうやらカラスの仕業
らしい。さあ、どうする!
結局残った野菜の一部と、豚肉なしで豚汁を と、いうわけで肉のない豚汁。
作ることにする。皆がっかり、しょんぼり。 って、野菜多めの味噌汁じゃん。
でも、まあいいか。 今日ものんびり外で夕食。
3年生が去年に引き続き、たわしを使って、 夕暮れになり寒くなってきた。テントに入り、
「モテナイ戦隊・シツレンジャー」ごっこ。 たわいのない話で盛り上がる。
詳細はここではとても載せられません・・・。 おやすみなさい・・・。
第3日 27日(金) 瑞牆山へ
この朝も4時起床、5:40出発。とりあえずテントはそのままで今日は瑞牆山へ登る。テント
の入り口は確実に閉じましたか?
途中沢が凍り、ツルツルのスケートリンクのようになっているところがあった。アイゼン
を付けていてもこわい!
かと思うと、胎内くぐりみたいなところも・・・。 しかも地面はツルツルに凍っていて
進めない!
6:55 頂上直下の岩峰の下で休憩。 7:30 瑞牆山頂に到着。すばらしい眺めが待って
あと少しだ。 いた。
180度以上の大パノラマである。北アルプス、南アルプスから富士山まで、しかも雲一つ
ない青空!
皆で記念写真。今年度最後の頂上写真である。 ちなみに1年半前はこんな感じ。
な~んも見えなかった。
背景は八ヶ岳。 このさらに右は妙高や浅間まで見えていた。
頂上に50分いて、8:20下山開始。雪が適度 途中、凍っているところは、ゆっくり慎重に。
にあって、下山も早い。
9:13 下の沢に着いた。5分で出発。 9:38 富士見平へ戻ってきた。立てっぱなし
のテントを撤収して、10:25いよいよ下山
開始だ。
10:55 瑞牆山荘が見えてきた。ここからはまた長~い車道歩きである。横一列に整列!
昨年の3月同様、必ず雪合戦?が始まる。 長~い林道歩き。何かおもしろいことが
背後から来るので、うかうか前を歩けない。 ないとね。
11:25 行くときも休んだ金山平で休憩。 11:35 金山平を出て、また歩き始める。
この直前、カメラを落としたことに気づき、あわ もう投げる雪もなく、適当に話をしながら
てて探しに行き無事発見。あやうく今回の写真 ぶらぶらと歩く。
をすべてなくすところだった。
7.4㎞の道は長い。「まだあ~?」 ようやく増冨温泉の旅館街が見えてきた。
12:40 増冨温泉のバス停に着く。ここから 13:00 ジャンボタクシー2台、小型タクシー1台
はタクシーを予約してある。 が来た。いや~20人ってやっぱりすごい!
途中富士山が見える。タクシー3台を連ねて 13:40韮崎駅に着いた。そこでサプライズ!
韮崎駅へ。 去年の卒業生が夏山に続いてきてくれた。
総勢21人!で帰る。 14:32発の高尾行き電車は何と引退寸前の
大宮高校山岳部最大の人数である。 115系!3年生の卒業に合わせたようである。
(電車に興味ない人は何も思わないが。)
17:45 武蔵浦和駅で解散。お疲れ様でした!
第4日? 28日(土) 片づけ、3年生お別れ
翌日、片づけと3年生追い出しパーティーを兼ねて もう、桜も咲き始めています。
て、学校の部室に集まりました。 片づけ、反省会のあとは・・・
3年生へ色紙と記念品が贈られました。 その後はパーティー(?) ちくわ丼のおいし
かったこと!山岳部はもちろん自分たちで
つくる。
パーティーは夕方まで続き、別れを惜しみながら解散しました。
今回の山行は天気に恵まれ、去年に続いて最高の山行となりました。
年度の最後にとてもいい思い出となりました。
なお、次回から担当者が代わります。今まで御覧いただいてありがとうございました。
引き続き、大宮高校山岳部をよろしくお願いします。