2014年7月の記事一覧
山岳部は夏山合宿に行ってきました。
縦走に行ってきました。
赤岳山頂は残念な天気。 権現岳では晴れました。
天気にもまあまあ恵まれ、40㎞歩いた4日間でした。
前日の準備。パン200個、米10㎏購入など、18人分の4日間の食料はすごい量だ。
7月20日(日) 第1日目 蓼科山~双子池
茅野からはジャンボタクシー2台で女神茶屋 12:45 女神茶屋で出発準備。天気は曇り。
(蓼科山登山口)へ向かう。
13:00 いよいよ登り始める。 1時間ほどで眺めの良い所まで登れる。
第一歩スタートだ! その少し手前で疲れて休憩をとってしまった。
雲が多少取れて来た。 がんばって登ろう。 もうすぐ蓼科山頂だ。また雲が出てきた。
15:45蓼科山山頂に着く。大きな岩がごろごろ 蓼科山頂は広い!天気が悪いときは、
している。 要注意。
16:05下山開始。まだまだ今日のねぐらまで 16:33将軍平通過。ここにも小屋がある。
は遠い。
17:30大河原峠。ここまで来れば、あと1時間だ。 双子山への登り。疲れている身には
10分休憩。 こたえる・・・。
双子山山頂。もう18時である。早くテント場 双子山山頂付近の道は、草原で広くて
に着きたいなあ。 気持ちいい。
18:30ようやく双子池に着いた。皆へろへろ キャンプ地はさらに5分ほど歩かなくては
である。もうすぐ暗くなってしまう・・・。 ならない。暗い、狭い場所しかもう残って
いないや・・・。
夕飯の支度はもう夕暮れの暗闇の中でやるはめになってしまった。おまけに食べていると
雨まで降ってきた・・・。(T_T) 寝るのは8時過ぎになってしまった。
7月21日(月)第2日目 双子池~麦草峠~黒百合平
翌朝は午前2時半に起床。やはり真っ暗闇の 早く出発できるように手早く準備。
中で朝食の準備。
朝の双子池。こちらは雌池。静かな湖面で 5:20に出発し、大岳をめざす。大きな岩を
ある。 超えて登っていく。登りづらい・・・。
大岳が見えてきた。遠いなあ・・・。 7:40大岳に着いた。・・・な、ながめが・・・。(T_T)
北横岳へ向かう。雲が出てきてがっかりである。8:35北横岳着。なあんにも見えない・・・。
「ここはどこ?」状態である。
坪庭へ降りると雲の下に出たようである。 坪庭周辺は歩きやすい。遅れた時間を取り
多少視界が晴れた。 戻そう!
縞枯山荘への道に出る。木道で歩きやすい。 雨池峠への快適な道。雨池峠には10:00
に着いた。10分休憩。さあ、ここからはまた
登りだ!
10:30縞枯山着。展望はない。 このあたりの縞枯れ現象。
11:15茶臼山に着く。 ここの展望台からは西側の眺めがよい。
ゆっくりここで15分休憩。ここから麦草峠まで 12:30麦草峠に着く。ここで車道を横切る。
は気楽な下り道だ。 雰囲気ぶちこわし。ちょっぴり萎えるなあ。
麦草峠では30分近く休憩。 青空が出てきたぞ!13:00丸山へ向けて再び
登り始める。
ヒュッテを後にして、ああ、また登りだ・・・。 丸山への登りは疲れている身には意外と
こたえる登りである。
1:55 1時間近くかかってようやく丸山に到着。疲労もたまりコースタイムよりも時間がかかって
しまった。丸山では10分休憩。
高見石14:20着。小屋の裏手の高見石に登る。 石から戻ると寝てる奴がいた・・・。
石の上からは白駒池がよく見える。 まあ無理もないか。14:40出発。
ここから今度の中山への登りがもう、 しかも道は、こんなにぐちゃぐちゃだしっ!
ダメ押しのつらさ。 あっ、足がはまった!え~ん
やっとこさで、中山に16:00着。 16:35 今日のキャンプ地である黒百合平に
ああ~疲れたよぅ! 着いた。昨日よりは早いが、十分遅い到着
である。
テントを張って、さっそく食事の支度。 ご飯早くできないかなあ・・・。
今日は中華丼である。味付けも最初からで、 さあ、できた。「いただきま~す」
木クラゲやタケノコやらウズラの卵まで入った 今日は19時には寝られるぞ。
本格的なものである。
7月22日(火)第3日目
黒百合平~天狗岳~夏沢峠~硫黄岳~赤岳~キレット小屋
翌朝も午前2時半起床。明るくなってきた 4:35 さあて、今日も行くか!
4時半には出発準備。
途中の稜線から見た雲海。 太陽が昇ってきた。今日は晴れるかな。
みごとな景色に皆も思わず見とれる。 雲海その2 (野辺山高原方面)
5:45 しかし東天狗岳に着いたら、雲が 6:25根石岳。東天狗岳とたいして変わら
かかってきた・・・。な、なんで・・・?(T_T) ない景色になってしまった・・・。
去年の夏山の悪夢の再来か?
しかし7:12夏沢峠に着いたら晴れてるぞ。 ここから硫黄岳への登りがまたつらいんだ
な・・・。
8:12硫黄岳 やっぱり雲の中。なんで? 8:30硫黄岳出発。ふーんだ。
誰かの日頃の行いのせいなのか?
横岳への登りあたりでようやく雲がとれてきた。9:30横岳到着。晴れましたね。(^o^)
先ほどの硫黄岳もこんな感じ。10:00ここからパーティーを二つに分け、赤岳へ向かう。
途中、こんなこわい所もあるけど気分爽快! めざす赤岳が目の前に見えてきた。
岩場を慎重に通過。 1年生は特に気をつけて!
後発の部隊が遠くに見える。赤いTシャツでよく目立つ。後の人たちは大丈夫かな?
ん? 雲がまた出てきたぞ? 11:06赤岳天望荘で30分休んだ後、いよいよ
赤岳への最後の登りに入る。
赤岳への登りも、急なんだよな・・・。 登り始めること30分。頂上が見えてきた!
ハァ、ハァ・・・。
がんばれ、あと少しだ! 12:13 赤岳に着いた!やったー、2899㍍
しかし、またもや雲が・・・。なんで頂上に着くと 1時間粘ったが雲ははれず、13:15下山
いつも、いつも、雲がかかるの? 開始。
下りるために、登ることもある。 登ったと思ったらまた下る。人生もまたしかり。
一番低い(遠くの木が少ないあたり) 岩場は下りのほうがこわい。慎重に。
ところが今日のキャンプ地のキレット小屋。
あそこまで下るのか・・・。
赤岳からの下りが今回のコースでもっとも このガラ場が一番こわい。石を落とさない
危険なところである。 よう、人も落ちないよう・・・。
なんとか下り終え、小屋まであと30㍍という 15:00 キレット小屋に無事到着。赤岳の
ところで滑った奴が居た。(^_^;) 頂上が晴れてきた・・・。
ここもいいテント場はもうなかった。 今日の夕ご飯。トマト缶で味付け。
狭いところで調理の支度を始める。
7月23日(水)第4日目
キレット~権現岳~編笠山~小淵沢駅
翌朝も午前2時半起床。暗い中で朝食の準備。ヘッ電(なんの略語だろう)を照らしての
支度。
今日は天気良さそうだ。 4:45 キレット小屋を出発。
5:10 ツルネ着。背景左は阿弥陀岳、右が赤岳。 今日も雲海だ。
雲海をバックに。まだちょっと暗い。 振り返ると、歩いてきた山々が見える。
左奥の山が今回スタートした蓼科山。
東側の雲海。 旭岳を超え、いよいよ権現岳へ。
長~いハシゴを登る。こわいし、 6:10 分岐に荷物を置き、さて、目の前の権現岳
一気に登ると疲れる。 へ行ってくるかな。
権現岳山頂へ。狭い!全員が入るにはきつい! ちょっと離れた岩から見るとこわい!
高度感満点!
6:45 分岐を出発し、ギボシの下を通過。 青年小屋に7:38到着。なんか音楽が聞こえて
ここあたりが最後の岩場。 きた。まさに「青年」だなあ。7:50いよいよ最後
の登りの編笠山へ向けて出発。
登ること30分。8:23編笠山へ到着。 左奥に蓼科山が見える。あそこから歩いて
いや~お疲れさま。 きたんだなあ・・・。
背景は、左から阿弥陀岳、横岳(奥)赤岳(棒の背後)、ギボシ、権現岳。
反対の南側は南アルプスの山々が見える。 9:10編笠山を出る。ここからは下りだけ。
始めはまた岩場の下り。
そのうち土が出てきて・・・。 次には笹が出てくる。だいぶ下ったね。
11:08 観音平ここまで来ればもう安心。 ここからはのんびりと林の中の一本道を
11:25まで休憩し、出発。 てくてくと下っていく。
振り返ればはるか遠くには編笠山。 12:03車道へ出た。Gメン75(古い!)風に
あそこから歩いてきたんだなあ。 歩く。なんとここで卒業生が出迎えてくれ
た。計画を聞いて来てくれたんだそうな。
あとはのんびり下っていく。 途中12:53道の駅へ。観光客でいっぱい。
場違いな感じは否めず、さっさと逃げ出した。
小海線の踏切を渡れば、あと少し。 小淵沢駅の地下道を渡り・・・、
小淵沢駅から見る編笠山。 13:47 小淵沢駅についに到着!やったぞ
八ヶ岳全山縦走だ!お疲れさま~。
充実感いっぱいの夏山合宿でした。
なお、8月7日(木)8日(金)の体験入学の日は、山岳部は練習は
お休みです。文化祭で活動報告をしますので、ぜひお越しください。