2013年10月の記事一覧
山岳部は妙義山へ行ってきました。
10月6日(日)山岳部は妙義山(裏妙義)へ行ってきました。
フラレやすい鎖場、スベリやすい岩場などという、高校生活にあるまじき
山頂の「丁須の頭・ちょうずのかしら」付近 丁須の頭の登攀(とうはん)にも成功しました。
「丁」の字に似た岩が山頂にそびえ立つ。 ※「登攀」が読めなかった部員がいるので
ふりがなをふりました。
10月6日(日)山岳部は妙義山へ行ってきました。雨で一日延期となりました。
行きの信越線の車内にて。すいていた。 8:36横川着。身支度を調えて8:50に歩き
始める。釜めし屋はまだ開いてなかった。
中山道を歩く。 9:05 つり橋を渡って登山口へ
麻苧(あさお)の滝を越えるといきなり岩場。鎖はあるが、足場は濡れているし、滑る部員
もいて、ヒヤッとした。
そこを越えても急坂と鎖場が続く。慎重に行こう!
9:45ザンゲ岩に着く。前回と同じく眼下の碓氷鉄道文化村の鉄道や横川駅が模型の
ように見える。
ザンゲ岩でザンゲする部員たち。懺悔することが 10:00ザンゲ岩を出発。またまた
たくさんありそう。 急坂。
途中の岩屋。3年前と変わっていなかった。 そこを越えると鎖場である。
外側に向かって傾斜しているのでちょっとこわい。
鎖にしっかりつかまって・・・。
11:25御岳に着く。山頂は狭い。部員でいっぱい。 「ふられやすい」鎖場とはここかな?
次の団体が来て場所を譲り、11:35に出発。 岩場の下部に足場がなく、滑る!
強引に力づくで腕力で登る! と、ずるっと足が滑り、失敗。「ふられた・・・・」
何回か失敗した(フラレた)部員もいたが、 ここも細い岩場の稜線。こちらは落ちると
何とか全員が登りきる。っていうか、 危険である。
通過しなければ引き返すしかない。
妙義山の岩場はつるつるしていて、 めざす丁須の頭が見えてきた。
足場がそれほどないのが特徴である。 なんだ、もうすぐそこじゃん。
自然と岩にしがみつく姿勢になりがちである。
と、思いきや丁須の頭の下部を大き 回り込んだところでまた鎖場が。2ルートあって
く右へ回り込む。部員のオレンジ色の 急なほうのルートをあえて行く部員。
シャツが見える。
ようやく丁須の頭が見えてきた。最後の登りを行く。
12:55 山頂に着いた。だがまだこれで終わらない。 丁須の頭の上までの登攀を試みる。
しかしそこは、ちょっとやそっとでは登れない。失敗して転落すると、大事故になる。
矢印で示されたところの鎖を使って登るのだが、垂直の岩壁で足場もあまりなく、もし手
が離れれば、下まで真っ逆さま。万が一を考え、ザイルで安全確保して登ることにする。
顧問がまず登り、(
泣)トップロープで安全確保。
まさにロッククライミング。ザイルを使用して、 やったー登れたぞ~!
さあ行くぜ! ・・・・気をつけて・・・。
狭いし、確保しながらなので1人ずつ登る。途中ザイルが引っかかったりして、結構
時間がかかり、大変だった。時間もないので希望者だけ、5人登る。
達成感は抜群。ここでまた何か叫んだ部員 ここに1時間50分いて、14:45下山開始。
もいた。顧問としては皆が無事だったことが 思いの外、時間がたってしまった。
一番の達成感。
丁須の頭直下の滑る鎖場。箒沢は北側で、 しかも1枚岩で滑るし。
暗くじめじめしている。まるで○○君のようだ。
実は箒沢は崩落しているとの情報で心配で この沢は蔭になり、夕方になると薄暗く
あったが、沢の上部も崩壊していて、ザイル なる。
を使って下りた。
途中、道と沢が合流しているところがあった 余裕でサワガニなんぞ捕まえている。
が、夏山で経験した部員たちはこんなのは
お茶の子さいさいである。
16:15 第二不動滝に着く。ここはいっそう そこをすぎると朝、登った橋が見えてきた。
薄暗い。 もうすぐ着くな、とおもったその矢先、
もうすぐ下界、というところで大きく山の斜面 こういうところにかぎってなぜか、まむし
が崩壊しているところがあった。 がとぐろを巻いているし。
亀裂やたまった土砂やら、またもザイルを 咬まれたら大変。
張って通過。
17:10 ようやく下の道に着いた。と、ここでヒルに ヒルはなかなか離れないし、
血を吸われていることに、皆気づく。 血が止まらない。皆、パニック
しかし電車の時間も迫っているし・・・。 朝登ったザンゲ岩を見ながら。
朝渡った吊り橋を通って横川駅に戻る。
17:33 横川駅に到着。39分発の電車に 電車の中でもヒル探し&手当。いやはや、
乗ることができました。 いろいろあった山行でした。
次回は11月の山行を計画しています。