校長室より

令和5年度始業式 校長挨拶 

 皆さん、おはようございます。令和5年度が始まりました。3年生は大高生活を締めくくる1年です。大高生として充実した日々を楽しく過ごしましょう。2年生の皆さん、今日の午後には皆さんの後輩が入学します。先輩として温かく迎えてください。

  さて、今、マスクを外して皆さんと対面しながら話ができることをとても嬉しく感じています。オンラインにはオンラインのよさがありますが、こうして直接皆さんを見ながら話をすると、自分の言葉がしっかり届くような気がしてきます。今年度から学校生活でもマスク着用を求めないことが基本となりました。着用しなくてもよし、着用してもよし、一人一人の考えを尊重するということです。私も、場面に応じてマスクを着けたり外したりするでしょう。皆さん、着けた方がよいか外した方がよいか過度に悩むことはありません。他の人が着けているかどうか気にする必要もありません。この3年間、常にマスクを着用していたので、マスクを外すのが恥ずかしいと思う人もいるでしょう。当然のことです。マスクが嫌いで花粉症でもマスクを着けなかった私でさえ、ちょっと照れくさいのですから。昨年の夏休みに私が皆さんに出した宿題を覚えていますか。そうです。スマイルです。一日一回は自分で笑顔になりましょうという宿題です。笑顔をつくると気持ちが前向きになるだけではなく、他の人も幸せにするのです。私は、皆さんから笑顔で挨拶されるととても嬉しくなります。皆さんの笑顔は人を幸せにする力をもっています。そのことは忘れないでください。 

 もう一つ話をします。昨年度1年間、私は皆さん大高生活をみてきました。真剣に授業を聴く姿、隣の生徒との活発に話し合う姿、見事なプレゼンテーションをする姿、部活動で頑張る姿、仲間と協働し学校行事に取り組む姿。皆さんは、誠実で、真摯に物事に向き合い、努力を惜しまない生徒だということがよくわかりました。でも、皆さんにはまだまだ伸びしろがあります。ここで、敢えて皆さんに言いたいことがあります。「皆さん、失敗をしましょう。」これは、わざと失敗しろと言っているのはありません。「失敗してもいいから挑戦してください。」ということです。私は、教員時代はずっとテニス部の顧問でしたが、強くなる選手には共通点がありました。負けて悔しい思いをした後に伸びる部員でした。恋愛でもそうです。失恋した後にその人がどのような行動をとるかで、その人の人間の大きさがわかるというのが私の持論です。誰しも苦い経験をして成長していくのです。勉強も受験も同じです。何校も大学受験に失敗し、最後の最後に国立大学後期試験で合格をする人もいるのです。そのような経験をした人は、合格以上に大切なものを掴んだかもしれません。太陽の塔で有名な、芸術家で哲学者であった岡本太郎氏は「私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた。」と言葉を残しています。困難なほうの道に自分が行きたいならば挑戦する価値があるのです。挑戦したから失敗があるのです。失敗したら挑戦した自分を褒めてください。そして失敗から学び成長しましょう。皆さん、挑戦することに大きな価値があることを覚えていてください。

  さあ、令和5年度を皆さんと一緒に過ごせることをとても楽しみにしています。

 Dream, Plan, Action and Smile