【山岳部】10月の山行 太郎山 小さい秋
山岳部は9月末に奧日光の太郎山(2368m)に登りました。
太郎山は日本三百名山の一つ。有名な男体山の奧に位置します。
静かな山歩きを楽しむには適した山です。
猛暑の続いた夏がようやく過ぎ去りました。山に秋は訪れているのでしょうか?
今回の集合場所は東武アーバンパークライン七里駅。
貸切バスで移動するため、岩槻IC最寄り駅としました。
渋滞なく奧日光へ。戦場ヶ原付近からは車窓から太郎山を見つけることができました。
山王峠の登山口から背丈ほどの笹藪。これがしばらく続きます。
それでも道はしっかりしており、朝露もなく、歩きやすい道でした。
山王帽子山付近は展望がよく、日光白根山・皇海山(すかい)・男体山と百名山がくっきり。
山王帽子山からの下りは明るい笹原。周囲の木々の葉が少しだけ色づいていました。
赤い実のなっている木もありました。小さい秋、発見。
次に登り着いた小太郎山も素晴らしい展望。中禅寺湖を見おろすことができました。
小太郎山から望んだ女峰山・小真名子山・大真名子山。太郎山、男体山とあわせて奧日光ファミリー。
そして目指す太郎山の頂まであと少し。
ここからが今日の核心部。少しばかり緊張する岩稜です。
その先、立ち枯れの斜面を通り過ぎると太郎山到着。
山頂の祠に信仰登山の名残を感じられます。
遠くには6月に登った尾瀬の燧ヶ岳。だいぶ雲が出てきました。
太郎山山頂では、2人の部員が日頃の思いを大声で叫びました。
*他の登山者の迷惑とならぬよう、山頂には本校関係者しかいないことを確認しております。
予定よりもかなり早く登頂できたので、1時間近く休憩しました。
2年生はチョコレートフォンデュ作り。
1年生は集まって何をしているのかと思ったら...スマホゲーム!
太郎山、いい山でしたね。
次回は11月中旬に、南アルプス前衛峰の日向山に登ります。
「天空のビーチ」などともいわれる花崗岩の日向山。甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳の展望も楽しみです。