山岳部 8月の山行
山岳部は8月の下旬に福島県の吾妻連峰に登りました。
一切経山(1949m)から見おろす五色沼と人なつこいトンボ
あの日、灌木の中、〇〇さんに出会った。(続きもご覧ください。)
福島駅から車で1時間。すでに標高は1580mの浄土平。
明日は☁の予報なので、今日のうちに一切経山に登ります。中腹からは煙が立ち上っています。
青いTシャツの体操の輪の中に、一人オレンジ色。地元に住む大学生が参加してくれました。
Tシャツと同じ色の夏空! 登り着いた一切経山から見おろす五色沼は通称「魔女の瞳」美しい。
一切経山はかなりの強風で、シャツが飛んでいきそう。
この直後、部員の靴のソールが剥がれて応急処置を施す事態が発生。ん、同一人物か?
一切経山から見おろした吾妻小富士です。荒涼としてちょっと宇宙の雰囲気か?
一方で、酸ガ平は緑あふれる湿原。この対照が吾妻連峰の魅力。
酸ガ平に隣接した静かな「鎌沼」。これを新生画伯が描いてみました。
なお、元祖画伯は3年生となり、参加していません。3月をお楽しみに。
木道歩きは気持ちにゆとりがあります。初日の登山はここまで。
吾妻小舎のキャンプ場に下ります。夕食はフルーツゼリー入りサイダーのデザート付き。
二日目は予報通り雲の多い天気。まずは、吾妻小富士の火口を一回り。
不気味な雲が神秘的です。
日中は観光客で賑わう吾妻小富士も朝5時台なら独り占めでした。新生画伯2枚目。
時計回り組と反時計回り組に分かれ、はるか向こうの仲間に手を振るのがなんだか楽しい。
では、今回の最高峰、東吾妻山(1975m)に向かいましょう。
ここは灌木に囲まれた「姥ガ原」。写真はありませんが、ここで動物に遭遇しました。
あの日、灌木の中、クマさんに出会った。その距離5m程度。熊鈴は鳴らしていたのですが。
右手から現れて、私たちの前を横切ったクマさんは、左手の灌木の中に走り去りました。
東吾妻山では雲が多く、磐梯山ほか遠くの山は見えませんでしたが、雨に降られなかったのは幸運でした。
ここから吾妻小舎へ下山。足下にはリンドウの花がたくさん咲いていました。
9月は尾瀬の燧ヶ岳に登る予定です。