部活動日誌(R2.2~ )

【山岳部】6月の山行 南八ヶ岳の岩稜を行く

山岳部は6月中旬に南八ヶ岳の硫黄岳・横岳・赤岳を歩きました。

 

夏合宿で北アルプスの奥穂高岳を目指す私たちは、その練習として南八ヶ岳の岩稜にやってきました。

先月の小川山は長いコースを歩く、今月の八ヶ岳は宿泊装備を背負って岩稜を歩くのが目標です。

2899mの赤岳南峰に無事登頂しました。夜明けの硫黄岳山頂では感動的なシルエット。

 

初日は茅野駅から桜平に入り、オーレン小屋までの1時間半ほど。

シーズン中の土日で、テント場は盛況。なんとか張る場所を確保できました。

小屋の前にたなびくのはチベット仏教のルンタ(タルチョ)です。

 

今日は時間がたっぷりあるので、2時間ほどの自由時間あり。

ジョーカーはここにあるよ。

夕食はガパオライス。予行練習してあるのできっとおいしい。

 

彩りも素敵。空っぽのお鍋を見れば、いかにおいしくできたかがわかります。

 

2日目は起床2時半。出発3時50分。硫黄岳付近で朝日が出てきました。

背後に見える赤岳まで行きます。

 

はしごを登り、鎖を補助として、結構な断崖です。

 

ギザギザの岩峰が連続する中、横岳の最高地点奥の院に登頂。岩稜はまだ道半ばというところ。

 

見下ろす2つの岩峰、左は小同心、右は大同心。小同心の上にはクライマーが見えました。

 

こんな岩ばかりの道でも、時折、貴重な高山植物がほっとした気持ちにさせてくれます。

紫の小さな花がウルップソウ。黄色いお花はツクモグサ。

この季節はツクモグサ目当ての登山者が多いのだとか。

 

ピンクのイワカガミは水はけの良さそうな砂礫地でよく見かける花。

キバナシャクナゲは文字通り黄色い石楠花。先月はピンクの石楠花でした。

 

なかなかシビアな鎖場を安全に通過し、ちょっと自慢げな表情。

 

振り返ればこのような岩山を越えてきました。さあ、次は赤岳に登頂だ。

 

赤岳が朝よりもだいぶ近づいてきました。午前9時頃、無事に登頂。昨年の8月以来です。

こんなに短いスパンで再訪するとは思っていませんでした。

 

文三郎道を行者小屋に向かって下山します。とんでもない急降下でした。

横岳の岩稜並みに慎重な行動が要求されます。つまづいて転倒したら大変。

ふと、立ち止まると左には昨年の夏に登った阿弥陀岳の巨大な塊、

右前方には今日、越えてきた硫黄岳から横岳の稜線です。

行者小屋まで降りてきました。すると空にハロ(日暈・ひがさ)が出現。

太陽の周りの薄雲に含まれる氷などに光が反射したもので、

天気が下り坂の時に見られるそうです。珍しいものをみることができました。

雲など、空の様子を見て天気を予想することは観天望気といいます。

果たして、翌日の天気は...雨が降りました。観天望気は当たり。

さて、今回も充実の登山ができました。

いよいよ来月は夏山合宿。今回の経験をいかし、過信せず、安全に。

天気が味方してくれることを祈りつつ、準備を進めて参ります。