大高日誌

2学年修学旅行

2学年修学旅行

日時:令和4年10月23日(日)~26日(水)

方面:沖縄県

 

1日目 出発から平和学習

 羽田空港から3時間ほどで那覇空港に到着しました。

 気温は思ったよりも高くなく、到着した時には小雨も降っておりました。

 時間が経つにつれ蒸し暑さを感じましたが、雨と風のおかげもあり、過ごしやすい気候の中での沖縄における修学旅行が始まりました。

 

 【ひめゆり平和祈念資料館】

 さほど広くはない資料館ですが、ガマに向かって神妙に黙とうをささげた後、生徒たちは時間をかけて1つ1つの展示を丁寧に見て回っておりました。証言本を集合時間のぎりぎりまで読み込む生徒もおり、資料館の方も驚いておりました。

 

 【平和祈念公園・沖縄県平和祈念資料館】

 美しい崖と海の風景も、歴史的事実を知った上で見ると全然違った見え方をするものです。生徒たちは景色を背景に写真を撮っておりましたが、平和祈念公園であることを意識したのか、慎ましい姿勢で並んでいたのが印象的でした。平和祈念資料館内には非常に多くの資料が展示されており、90分ほどの時間では足りなかったかもしれません。また個人で沖縄を訪れる際に時間をかけて回っていただきたいと思います。

 

2日目 基地学習からの文化遺産や自然巡り

 【基地学習】

 大学生に連れられて、基地についてのフィールドワークを行ったのち、ホテルの会場で大学生を囲み、ディスカッションを行いました。コーディネーターが『未だかつてなく素晴らしい!』とおっしゃるほど活発な意見が飛び交っておりました。

 

 【文化遺産や自然巡り】

 コース別で沖縄の歴史と自然を満喫しました。美しい風景に魅了されるだけでは終わらず、そこで何を得たかは生徒それぞれ違うはずです。

 

3日目 マリンスポーツやカヌー体験、伝統工芸品づくり、お菓子作り、そして美ら海水族館へ

 【マリン・カヌー・伝統工芸品づくり・お菓子作り】

 午前中は五感を使って楽しむ時間でした。この日を楽しみに鍛えてきた生徒も多いことでしょう。お菓子作りはもちろんサーターアンダギーでした。生徒の作ったサーターアンダギーは市販のものよりはもっさりしていたのですが、お菓子としては申し分ない出来でした。手作りシーサーを作成した生徒もおりますが、こちらは12月頃に自宅に届けられる予定です。

 

【美ら海水族館】

 他校の修学旅行生もいたため、館内は大変込み合っておりました。しかし、時間は十分にとっていたため、全ての展示を回ることができていたようです。

 

3日目夜 討論

 修学旅行に向けて、LHRでは幾度となく討論会を授業内で行ってきました。3日目の夜はその集大成として、討論を他のクラスの人たちと行ったり、クラス代表による対抗戦の決勝を全員でジャッジしたり、と90分間白熱した時間となりました。

 

4日目 国際通りを中心とした班別自主研修

 地域クーポン券を握りしめ、生徒たちは国際通りに放たれました。帰るころには多くの生徒が大きいお土産袋を手に那覇空港に集合しておりました。

 

全員が羽田に帰ってくることができたのが何よりの喜びでした。

人間関係も良い形でほぐれたようなので、今後の学校生活もまた違ったものになることを願っております。