理数科日誌

KEK訪問(理数科1年)

10月31日つくば市にあるKEK(高エネルギー加速器研究機構)を訪問しました。

TXでつくば駅に集合して、貸切バスでKEKに向かいました。

まずは常設展示室にて概要説明。施設が広大なので、各施設はバスで移動します。

初めに見学したのはSTF(超電導リニアック試験施設)。国際リニアコライダー(ILC)のための研究施設で、全長100mの加速器トンネルがあります。そのしくみや将来構想のお話を伺いました。

次は、筑波実験室にてSuperKEKB加速器を見学しました。周径3㎞のリングサイクロトロンです。前身のKEKBは、2008年の小林誠氏、益川敏英氏のノーベル物理学賞に貢献した施設です。

続いては、PF(フォトンファクトリー)です。光速に近い電子が軌道を曲げられた際に放つ『放射光』を用いて、分子構造の解析など行っているとのこと。理数生物で習ったリボソームの分子構造が展示されていました。 

午後は実習です。霧箱を作成して、ランタンに用いるマントルに含まれるトリチウムから放出される放射線を観察しました。 

ラストは講演会。KEKの各施設で行われている研究やその意義などを学びました。理数科らしく、どの場面でも興味深いまなざしで研究者の方のお話を聞き、積極的に質問する姿勢が見られました。まさに『素粒子』づくしの一日でした。