山岳部・活動報告

山岳部 夏山合宿


連日快晴の中 『北アルプス』 を心ゆくまで堪能してきました!
だいぶハードではありましたが‥‥



1日目(7/19) 埼玉県→信濃大町→高瀬ダム→濁沢キャンプ場 コースタイム15分

           
 関東は梅雨明け前だが、北アルプスには夏の日差し。タクシー5台を連ねて、高瀬ダムまでアプローチ。

           
 しっかり体操しての出発だが、今日はトンネルをくぐって、吊り橋を一本渡ったらおしまいです。

         
 濁沢は花崗岩質の砂地で、テント設営には最適です。サンダルでもビニール袋でも歩けます。

         
 ただし、怖い掲示も...。  夕食は豚丼とサラダ。しっかり食べて、寝て、明日に備えよう。
   

2日目(7/20) 濁沢→ブナ立尾根→烏帽子小屋(テント設営)→烏帽子岳往復 コースタイム6時間35分

         
 湖の向こうに表銀座が見えました。3時起床、4時50分出発。部長、ザックが折れているよ。

         
 ここからいよいよ北アルプス三大急登(標高差1,378m)が始まります。しっかり給水しよう。

          
 すぐさま金属製の階段が出現して不安になるが、最初だけ。能率良く標高を稼げる尾根です。

         
 中央写真に木があるポイントまで来ると、高山らしさが出てきます。木々の間から南沢岳も望める。


         
 空が近づいてきました。あと少し、あと少し。そしてついに烏帽子小屋にたどり着きました。時刻は10時ちょうど。 

         
 小屋の前はチシマギキョウ(?)の大群落。コマクサやミヤマキンバイ(?)も咲き誇っていました。きれい!

         
 前烏帽子岳で記念撮影。(悪天候になる前に撮っておこうね) では、烏帽子岳2628mへ。

         
  鎖場を一つ越えると、狭い絶頂に至ります。背後には立山と剱岳。贅沢な展望です。
   
  約1時間、昼寝をしたり、溝に入って出られなくなったり、本当のてっぺんに上がってみたり...。

         
 烏帽子小屋下のひょうたん池ほとりにテントを張り、まずは専用シートで髪と頭皮のお手入れから。

         
 夕食はポトフでした。このテント場、水辺のせいか異様に虫が多い。私たちが臭いからなのか?

3日目(7/21) 烏帽子小屋→野口五郎岳→水晶岳→鷲羽岳→三俣山荘 コースタイム10時間

         
 オニオンスープ・スライスチーズ・パンの朝食を摂って、外に出るときれいな朝焼けでした。3:57出発。

         
 月明かりに照らされた赤牛岳と薬師岳、昨日登った烏帽子岳と立山連峰がくっきりと見えました。

         
 今回の最終目的地、槍ヶ岳が姿を現しました。その前に越えねばならぬ山々がたくさんあります。

         
 今年は残雪量が少ないようです。初めて雪に接しました。 ハクサンイチゲ(?)アオノツガザクラ(?)

         
 野口五郎岳の五郎は「岩がゴロゴロしている」ことに由来します。本当ですよ。
         
 水晶岳にうっすらと雲がわき始めています。3年生、槍のポーズ。天気を気にしながら、東沢乗越へ下ります。


           
 水晶小屋手前は下りだったらいやな所です。黒部五郎岳の大きなカールと鷲羽岳が姿を現しました。

           
 鷲羽岳への登り返しがきつそう...。とおもいきや、頂上ではみんな笑顔でした。14:17登頂。

         
 実は鷲羽岳から三俣山荘の下りが急な上に、岩が不安定で大変でした。15:47三俣山荘着。

         
 すぐそばにせせらぎが流れる環境、整地不要の平らな地面、水晶・鷲羽・槍ヶ岳も見える最高のテント場。

         
 夕食は麻婆豆腐でした。せせらぎで冷やしたフルーツも召し上がれ。

4日目(7/22) 三俣山荘→三俣蓮華岳→西鎌尾根→槍ヶ岳→殺生ヒュッテ コースタイム8時間55分

            
 4時3分出発。槍の穂先に立つ日です。鷲羽岳の南側の肩から朝日が昇りました。まずは三俣蓮華岳へ。

         
 写真はありませんが、三俣蓮華岳からは白山が見えました。双六岳付近は山並みがおだやかです。
           
 双六小屋で水を補給したら、いよいよ西鎌尾根へ。
   
 岐阜県側から風が吹き上がり、少々ガスも出ましたが、たいしたことはありませんでした。ラッキーです。
             
 千丈沢乗越からは最後の頑張り。    穂先は近い。     ♫ アルプス一万尺の小槍も見えたぞ。

         
 さあ、槍ヶ岳山荘に着いたぞ。まだ12時40分。予定より2時間も早い。みんな強かったなあ。

      
 11月の裏妙義、5月の両神山の経験を踏まえて、穂先によじ登る。ヘルメットも4個持参。
       
 学校の校舎にアルミのはしごを立てかけた練習もここでいかす。天まで登るようなはしご。あとわずか!
     
 31段9m角度80°のはしごをクリアすると、3180m槍ヶ岳山頂! 全員が無事に登頂、無事に下山。

         
 槍ヶ岳山荘のテント場には2番乗りしたのですが、サイトが狭いのと、風が強そうなのと、明日早く帰りたいなど
 の理由から殺生ヒュッテまで下りてしまうことにしました。

         
 槍ヶ岳を見下ろすテント場は絶景ですが、整地には苦労しました。最後の夕食はスパム丼、うまい!

5日目(7/23) 殺生ヒュッテ→横尾→上高地→新島々→松本→埼玉県 コースタイム6時間50分
         
 最後の夜まで雨は降りませんでした。槍ヶ岳も星と月明かりに照らされます。 4時15分出発。常念岳が見えました。

           
 槍沢のU字谷を歩きます。布団で寝られるのがうれしいような、山を離れるのがさみしいような。

           
 今日は土曜日。すれ違いが多いと予想して、3隊で行動。右の写真はババ平で休む3年隊。

           
 槍沢ロッジの前に「槍が見えるよ」と書かれた望遠鏡が。のぞくと、頂上に人がいるのまで見えました。見納めだなあ。 

           
 河原が広がってきて、終着点が近いことを感じさせられます。明神岳の岩場の下を通り過ぎます。

         
 河童橋10時43分到着。松本電鉄に揺られながら、受験勉強を再開する者、とりあえず寝る者、
 スマホに見入る者...。天候と仲間に恵まれて4泊5日、コースタイム32時間20分の裏銀座縦走は
 無事に終了しました。雨にたたれた3年前のみなさんには申し訳ないほどの好天でしたが、参加した
 部員には一生の宝になる経験を積むことができました。次回からは1・2年生だけで登ります。