校長室より

校長室より

「運は自分で引き寄せるもの 幸運は自分の手でつかむもの」

アクティブであること、ポジティブであることが運を引き寄せるカギ。

行動しなければ何も始まらない。待っていても運はやって来ない。

目標に向かって行動する人が幸運を手にするのです。

この夏、あなたはどう過ごしますか?

 

【前期全校集会】

 

 皆さん、おはようございます。比較的涼しい6月を過ごしましたが、ここへ来て、予想どおり猛暑がやってきました。皆さん体調はいかがでしょうか? 栄養・休養・睡眠をしっかりとって、心身ともに健康な毎日を送ってほしいと思います。

 さて、大宮高校が100周年を迎える大切な1年がスタートしましたが、あっという間に3か月半が過ぎ、早くも明日から夏休みに入ります。

 1年生の皆さん、今日は高校生になって初めての通知表を手にします。この通知表は、評定平均値や順位を気にするためのものではなく、自分の学習への取組状況を確認し、これからの学習に役立てるためのものであるということを自覚してほしいと思います。結果に一喜一憂せずに、自分なりの目標を見失うことなく、これからの学習の計画を立ててください。

 2年生の皆さん、学校行事や部活動の中心的な役割を担う存在となりました。学校生活での様々な体験を通して、多様な意見や価値観を持ついろいろな人と関わり合う中で、対立ではなく「互いを認め合う」「理解し合う」そして「折り合いをつけながら前に進む」ことを学んでほしいと思います。課題や困難に立ち向かい、乗り越えることをあきらめない姿勢を大切にしてください。

 3年生の皆さん、気付けば皆さんが挑む共通テストまで、あと184日、6か月となりました。明日からの夏休みをいかに過ごすかが大切です。学習計画を立て、焦らず、慌てず、同じ志をもつ仲間と共に、強い気持ちを持って、徹底して基礎固めに取り組んでください。その成果は後からしっかりと表れます。

 ところで、第3代アメリカ合衆国大統領トーマス・ジェファーソンはこんな言葉を残しています。「私は運の存在を強く信じている。そしてその運というのは、私が学べば学ぶほど、私についてくるのがわかる」。皆さんの中にも同じようなことを感じている人がいるのではないでしょうか。

 私たちの身の回りにも「運がいい人」「ツイてる人」がたくさんいます。運がいい人は、大抵フットワークが軽く、たくさんの行動を起こしています。行動が多い分、良いきっかけに出会う頻度が上がります。ツイてる人は目の前の結果に一喜一憂せず、自分のやりたいこと、やるべきことを大切にしていて、いつも積極的に行動しています。また、考え方や物事に臨む姿勢がポジティブです。想定外のトラブルが起きても、単に落ち込むことはしません。失敗をひとつの「データ」として捉え、目標達成に向けた材料にしてしまいます。この前向きな思考が、次のチャンスを呼び寄せます。

 皆さんはこれまで多くの努力を重ね、チャンスを活かし、今ここにいます。大宮高校には、「運がいい人」「ツイてる人」がたくさんいるように思います。少なくとも今幸運を感じていなくても、この後間違いなく幸運を実感する人が多いと思います。なぜなら、勉強・学校行事・部活動などいろいろなことに全力で取り組む大高での生活が、皆さんの行動(分母)を増やしているからです。さらに、互いに認め合い、支え合い、高め合う仲間の存在が、ポジティブな思考を共有させてくれるからです。

 フランスの科学者パスツールの言葉に「チャンスは、備えある者にしか訪れない」というものがあります。いくら目の前に最高の「運」が転がってきても、目標に向かって準備をしていない人には、それがチャンスだと気づくことすらできません。運やツキは、天から降ってくるのを待つものではありません。「自分は運が良い」と信じて積極的に行動すること。失敗を恐れず、学び続けること。そして、支えてくれる人に感謝すること。この3つを意識して、ぜひ自分の手で幸運をつかんでください。

 ちなみに、私の今年のキーワードは「ポジティブ」です。どんなことがあっても、ポジティブな思考で、ポジティブに行動しようと思っています。ぜひ皆さんも何事も明るく前向きにチャレンジしてくれることを願っています。

 明日から夏休みに入ります。記念すべき本校100回目の夏休みです。皆さん一人一人が一日一日を大切にして、大宮高校の次への飛躍につながる小さな行動をしっかりと積み重ねてください。1人の1000歩より1000人の1歩です。

 それでは皆さんの夏休みが充実した毎日になることを願って、話を終わります。8月25日、元気に会いましょう。