国際交流2020

国際交流2020

【国際交流】令和2年度活動報告

令和2年度国際理解教育について
 本年度はコロナの影響で通常の活動ができないこともありましたが、その中でも工夫して活動を行いました。ここでは国際交流委員会の活動と、学校法人向けオンライン映画配信サービスcinemo.edu導入について報告します。

1.国際交流委員会による活動
 国際交流委員は各クラス2名程度の委員が1,2年を通して活動し、NEWS LETTERの発行や、姉妹校受入れ行事の参加、UNESCOの翻訳ボランティアなどをしています。今年は後の2つはコロナの影響で中止になってたため、まずNEWS LETTERの充実を図りました。これまで姉妹校のあるドイツを中心とした『ドイツNOW』のみでしたが、これにより広い視点も取り入れた『WORLD TIMES』が加わりました。記事内容も直接取材した生の声を伝えることとし、各委員が工夫してインタビューを行いました。姉妹校の日本語クラスの生徒や先生方にもお返事をいただき、完成したNEWS LETTERを送ったところ大変喜んでいただきました。

➼NEWS LETTERはこちら

 また、姉妹校とは日本語選択クラスの10年生とZOOMでのMEETINGを計画し、「学校生活」「コロナの影響」「移民政策」「環境問題」について話し合う予定でしたが、これもドイツの状況悪化で延期となってしまいました。そこでメールでお互いの国について質問や回答を送りあいました。ニュースではわからない生の声が聞けたことと同時に、わかっているつもりでいた日本のことを文字で正確に伝えることの難しさや、実際にわかっていないことがたくさんあったことなど、多くの成果があった活動でした。(➼ドイツNOW特別号に報告)

  
 そして、既にHPでお知らせした11月4日の在日ドイツ大使館職員講演会においては、事前質問の準備や、当日の司会進行などを国際交流員会が行いました。魅力的な講師による興味深いお話と、生徒の積極的な質問で、良い会となりました。(➼WORLD TIMES特別号に報告)

2.オンライン映画配信cinemo.eduについて
 cinemo.eduは「人と人をつないで世界の課題解決をする」をミッションに、映画の買い付け配給を行っているユナイテッド・ピープル株式会社が学校向けに開始したサービスです。SDGsなどの社会が抱える問題について、本校生徒の興味と理解を高めるために、今年の8月より導入し、選択した17本の映画を各自がいつでも見られる環境ができ、夏休み中に14本を視聴してエッセイコンテストに応募した生徒もいました。

➼学校選択映画リストはこちら cinemo 映画リスト.pdf

➼エッセイはこちら エッセイ「世界を見た夏に」.pdf


  また、3年生がLHRで視聴したり、1年生が冬休みに視聴レビューを課題にしたりという取り組みを行いました。

➼生徒レビューはこちら

 コロナでできなくなってしまったこともあれば、新たに可能性が広がることもあった一年でしたが、さらに可能性を探しながら、教育活動を行っていければと考えています。

 

 

【国際交流】令和2年度 オンラインによるハーバード大学生・卒業生との交流会

令和2年度 オンラインによるハーバード大学生・卒業生との交流会

 

参加生徒 五十嵐 遥(普通科2年生)

実施日  令和3年1月24日

形態   ZOOMミーティングによる実施

内容

第1部

・ハーバード大学卒業生によるミニレクチャー

・グループディスカッションなど

第2部

・『グローバルリーダー育成プロジェクト』参加卒業生との交流会

 

生徒より報告

  私は英語部に所属していて、海外の大学生の方々との交流を通して自分の知見を広げ、自分の英語力を試したいという思いがあり、また海外の生活や文化に興味があったので参加させていただきました。

 第1部の交流会では、ハーバード大学の卒業生の方にこれまでの人生やその方の考え方などのお話をしていただきました。その方は音楽の力でたくさんの人を勇気づけたいと考え、チャリティーイベントを開くなど、大学の勉強だけでなく音楽にも精通していて、とても活動的な方で、その行動力に心を打たれました。自分の芯をしっかりともった生き方や考え方はとてもかっこよく、わたしもそういう風に自分のやりたいことを実現させる行動力と計画性をもった人物になりたいと思いました。

 次にハーバード大学の大学生・卒業生の方との交流がありました。専攻についてどんなことを勉強していらっしゃるのか教えていただいたり、進路についてのアドバイスをいただいたり、社会で起きている問題について意見をいただいたりしました。様々な方面の見識を深められた上、英語での交流はとても良い刺激になりました。進路については、自分のやりたいことはなにかじっくり考えてみることをアドバイスされました。ディスカッションでは教育格差やジェンダーギャップについて意見を交わし、大学生の方からは不利な立場にいる人々に支援をするのは当たり前のことであり、格差は積極的に是正していくべきだという意見をいただき、とても参考になりました。

 第2部の『グローバルリーダー育成プロジェクト』参加卒業生との交流でも、進路や大学生活のこと、そして留学で学んだことなどについて聞かせていただきました。交流会の参加者の多くが留学で感じた日本と米国の文化の違いなどに興味をもっていたので、そこではそれに関する質問が多く出ました。大学生の方は、派遣の時期が米大統領選挙の時期と重なっていたこともあり、小さな子供がデモをしているのを目にするなど、街の人が政治に強い関心をもっていたことに文化の違いを感じたとおっしゃっていました。

 私はこの交流会を通して、みなさんが共通して自分のやりたいことをやることを大切にしていることが分かりました。毎日の生活だけに流されず、自分のやりたいことや目標をしっかりと見据えてアクティブに過ごすみなさんの姿勢はとてもかっこよかったです。私も前向きに将来について考え、今すべきことを選択していきたいです。私は大学受験を控えているので、まずは自分の将来に向けた第一歩として、自分の第一志望の学校にいけるように努力していきたいと思います。また、私もいつか海外に行ってみなさんのような体験をしてみたいという思いも強まりました。この交流会に参加してとても良かったです。最後になりましたが、コロナ禍で海外に行けない中、このような会を企画して準備・運営して下さった方々、たくさんのことを教えて下さったとても親切な大学生・卒業生のみなさん、そして参加を促して下さった先生にもとても感謝しています。本当にありがとうございました。

【国際交流】在日ドイツ大使館職員 講演会

(11月9日に大高日誌に掲載した記事です。国際交流に再掲します。)

11月4日(水)に、在日ドイツ大使館文化課長のハナ・クレープス氏をお招きして講演会を行いました。

 

本校はドイツのブランデンブルグ州コトブス市にあるルドヴィッヒ・ライヒハート・ギムナジウムと毎年姉妹校交流を行っています。本来であれば今年度はドイツから留学生をお迎えする予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期となりました。なかなか海外の方との交流が難しい状況ですが、今回、在日ドイツ大使館ならびに埼玉県国際課の皆様にご協力を頂き、講演会を開催することができました。

 

講演会では、今まで8か国で暮らし様々な経験をされているクレープス課長より、日本とドイツの関係や現在のドイツ国内の情勢など、様々なお話を頂きました。講演はすべて英語で行って頂きましたが、生徒は集中して聞いていました。

 

 

 

本校生徒からの質疑にも、一つひとつ丁寧に答えてくださいました。生徒からは言語習得や難民受け入れについてなど様々な質問がありました。生徒からの質問ももちろん英語です。中にはドイツ語でクレープス課長とお話しできた生徒もいます。

 

参加生徒にとって、「国際的な視野で物事を考える大切さ」を感じることのできた貴重な機会となりました。

クレープス課長、ドイツ大使館の皆さん、埼玉県国際課の皆さん、ありがとうございました。