カテゴリ:山岳部
【山岳部】6月の山行 南八ヶ岳の岩稜を行く
山岳部は6月中旬に南八ヶ岳の硫黄岳・横岳・赤岳を歩きました。
夏合宿で北アルプスの奥穂高岳を目指す私たちは、その練習として南八ヶ岳の岩稜にやってきました。
先月の小川山は長いコースを歩く、今月の八ヶ岳は宿泊装備を背負って岩稜を歩くのが目標です。
2899mの赤岳南峰に無事登頂しました。夜明けの硫黄岳山頂では感動的なシルエット。
初日は茅野駅から桜平に入り、オーレン小屋までの1時間半ほど。
シーズン中の土日で、テント場は盛況。なんとか張る場所を確保できました。
小屋の前にたなびくのはチベット仏教のルンタ(タルチョ)です。
今日は時間がたっぷりあるので、2時間ほどの自由時間あり。
ジョーカーはここにあるよ。
夕食はガパオライス。予行練習してあるのできっとおいしい。
彩りも素敵。空っぽのお鍋を見れば、いかにおいしくできたかがわかります。
2日目は起床2時半。出発3時50分。硫黄岳付近で朝日が出てきました。
背後に見える赤岳まで行きます。
はしごを登り、鎖を補助として、結構な断崖です。
ギザギザの岩峰が連続する中、横岳の最高地点奥の院に登頂。岩稜はまだ道半ばというところ。
見下ろす2つの岩峰、左は小同心、右は大同心。小同心の上にはクライマーが見えました。
こんな岩ばかりの道でも、時折、貴重な高山植物がほっとした気持ちにさせてくれます。
紫の小さな花がウルップソウ。黄色いお花はツクモグサ。
この季節はツクモグサ目当ての登山者が多いのだとか。
ピンクのイワカガミは水はけの良さそうな砂礫地でよく見かける花。
キバナシャクナゲは文字通り黄色い石楠花。先月はピンクの石楠花でした。
なかなかシビアな鎖場を安全に通過し、ちょっと自慢げな表情。
振り返ればこのような岩山を越えてきました。さあ、次は赤岳に登頂だ。
赤岳が朝よりもだいぶ近づいてきました。午前9時頃、無事に登頂。昨年の8月以来です。
こんなに短いスパンで再訪するとは思っていませんでした。
文三郎道を行者小屋に向かって下山します。とんでもない急降下でした。
横岳の岩稜並みに慎重な行動が要求されます。つまづいて転倒したら大変。
ふと、立ち止まると左には昨年の夏に登った阿弥陀岳の巨大な塊、
右前方には今日、越えてきた硫黄岳から横岳の稜線です。
行者小屋まで降りてきました。すると空にハロ(日暈・ひがさ)が出現。
太陽の周りの薄雲に含まれる氷などに光が反射したもので、
天気が下り坂の時に見られるそうです。珍しいものをみることができました。
雲など、空の様子を見て天気を予想することは観天望気といいます。
果たして、翌日の天気は...雨が降りました。観天望気は当たり。
さて、今回も充実の登山ができました。
いよいよ来月は夏山合宿。今回の経験をいかし、過信せず、安全に。
天気が味方してくれることを祈りつつ、準備を進めて参ります。
【山岳部】5月の山行 奥秩父小川山 原生林に咲く花
山岳部は5月末に奥秩父西部の小川山に登りました。
小川山(2419m)は奥秩父の西部に位置する大きな山で、東部の和名倉山のような存在です。
縦走路から外れ、山頂からの展望がないために、訪れる人は少ないのですが、
それゆえに静かな山行を味わえます。
時間に余裕があったので立ち寄った大日岩は、瑞牆山や遠く八ヶ岳を望む素晴らしい岩峰です。
深い森の中には今は盛りと濃いピンク色の石楠花が咲いていました。
中央本線の小淵沢駅から小海線に乗り継いで、やってきました信濃川上駅。
村営バスの発車まで1時間半もあるので、駅周辺を散策。
空の青さが際立つ日でした。辺りは高原野菜の大産地です。
バスを降りて、キャンプ場へ向かう道。明日登る小川山が現れました。大きくて立派な山容です。
廻り目平のキャンプ場に着いたら、すぐに夕食の準備に取りかかりました。1年生は初体験。
炊き込みご飯とミネストローネの完成。美味! にんじんは歯ごたえがあったな。
翌朝は4時過ぎに出発。1年生は初テント泊でした。カモシカ遊歩道は案外手強い。
初めて樹林が切れたポイント。もう、かなりの標高を稼ぎました。
時折、石楠花の群落に出会います。様々なカラーバリエーションを楽しめる花です。
大きな岩を一跨ぎ。ここも登山道です。
山の樹木の根っこはたくましい。
小川山山頂に到着。展望はちょっとだけあり。
でも、展望スポットはこの先にあります。
昨年の9月に登った瑞牆山が見えました。この山を北東側から見る機会は珍しいです。
予定よりもだいぶ早く歩けているので、大日岩を往復することにしました。
少しガレた箇所を慎重に通り過ぎると、スカッと開けた大日岩に到着。
二人の頭の間、後方に富士山が見えています。
たまらない開放感に万歳! 不思議な岩に興味津々。
岩穴をくぐってみたり、瑞牆山を眺めながらくつろいでみたり、至福の時間です。
先ほど登頂した小川山が大きい。そして、指さす遠くの山が八ヶ岳。6月の目的地です。
キャンプ場に戻りましょう。再び原生林に入ると、倒木に美しい苔。奥秩父らしい景色の一つです。
砂洗沢沿いに下っていくと、水流が一枚岩の上をほとばしるきれいなポイントを見つけました。
素早くテントを撤収。
1年生は非常に長い行程をよく歩き通しました。コースタイム9時間半!
自分へのご褒美は「レタスをアイスにしてみました」です。
地元川上村産のレタスパウダーを使用しているそうです。味は...本当にレタスだ。
2週間後には、南八ヶ岳の岩稜を歩きます。
【山岳部】4月の新入生歓迎登山 6人の新人を迎えて
山岳部は4月下旬に山梨県大月市の岩殿山に登りました。
岩殿山の標高は634m。聞き覚えのある高さではありませんか?
はい、東京スカイツリーと同じです。
午後は日差しが戻り、まぶしい新緑の中を歩くことができました。
今日は大月駅から始まります。バスやタクシーを利用しないので、お手軽です。お財布にもやさしい。
商店街を抜けて出発。
中央本線の踏切を渡り、岩殿山にとりつきます。山城だったため、史跡として整備されています。
藤の花を見ながら、市街地を見下ろします。大月市の裏山って感じですね。
兜のような丸くて大きな岩壁が岩殿山を目立たせています。
ツツジの花も鮮やか。天気予報は晴れだったのに、雲が厚い...。
揚城戸跡は左右を巨岩に挟まれた隘路。ここに扉があったみたいです。堅い守り。
あっけなく山頂に到着。指さす先に富士山は見えず。でも、街はジオラマのように見えました。
岩殿山の核心部は頂上を過ぎてから始まります。2カ所の岩場。
特に2つ目はかなりの傾斜で恐怖を覚えますが、1年生も楽しくクリアしました。
その先は崩落のため、通行禁止。ところが迂回路が滑りやすくて、難儀しました。
さらに「稚児の落とし」と呼ばれる断崖絶壁です。この岩の上を歩いて行きます。
崖っぷちに寄らなければ、怖くはありません。そして、振り返ると岩殿山の山頂。
西から見ると印象が変わります。兜の岩は右側の急斜面です。
小ぶりな山でしたが、岩殿山は変化があって面白い山でした。
山を下りると頭上に中央高速道路の橋脚。壮観であり、ちょっとアートな感じに一枚パチリ。
河原でちょっと休憩。1年生も楽しめたようで、笑顔でした。よかった。
その河原に謎のかかし。住宅を背に、川の流れの方を向いていました。一体、何のために?
謎は解けぬまま、大月駅まで戻ってくると、再び兜のような岩壁が姿を現しました。
きっと地元の方にも愛される山なのでしょう。
5月は奥秩父の小川山に登ります。
奥秩父の渋い山と言えば、東の和名倉山、西の小川山ではないでしょうか?
どっしりとした山容に、豊かな原生林。その小川山に行ってきます。
【山岳部】3月の卒業山行 三ツ峠山 雨上がりのご褒美
山岳部は3月下旬に三ツ峠山(山梨県)で卒業山行を行いました。
東京では桜の開花が発表されましたが、三ツ峠山の山頂には春の雪が残っていました。
夜明けの雲海が神秘的。卒業山行が思い出深いものになりました。
続きもご覧ください。
初日はあいにくの雨。しかし、徐々に弱くなってきました。
卒業生は9か月ぶりの登山。こんな天気でも絵顔。
標高が上がると、あたりは雪に変わってきました。
今日は三つ峠山荘さんに宿泊します。玄関は登山靴がずらり。案外カラフルですね。
そして、雨具を干せるというのは、テントとは違うありがたさ。これを新生画伯が一枚。
この小屋では犬を飼っています。とてもおとなしい。
1年前に卒業した元祖画伯は犬を描いてくれました。
ストーブもありがたい。
この小屋の大部屋ではボルダリングを楽しむこともできました。
夕食まで時間はたっぷり。カードゲームなどで思い思いに過ごします。
お待ちかねの時間。1年前の卒業生も参加してくれて、30人の賑やかな夕食です。
山梨名物の「ほうとう」はおかわり自由! こころもからだも温まります。
卒業セレモニーです。在校生、卒業生が思いを語り、謝罪あり、尊敬あり、感謝あり、笑いあり、涙あり。
素敵な仲間と山を登れたことに、みんなで感謝しました。
翌朝、雨は上がり、間近に雄大な富士が姿を現しました。三ツ峠山荘に泊まる理由はこれを見るためです。
ほどなく、屏風岩の端から朝日が昇ってきました。
富士山をひとつまみしたら、小屋に戻って朝食です。おかわりして、今日の登山に備えましょう。
山頂まではごくわずか。遠くに南アルプスを望みます。山頂到着。
昨日と違って晴天に恵まれました。ついつい長居してしまいます。
三ツ峠から北へ縦走。雪解けが進み、みんなですってんころり。お尻が泥だらけになった部員も数知れず。
本社が丸が最後のピークになり、富士山は遠のいてきました。
まもなく終点の笹子駅。充実の卒業山行が終わりました。
【山岳部】2月の山行 庵滝 バレンタインはホワイトデー
山岳部はバレンタインデーに奥日光の氷瀑「庵滝」(いおりだき)に行きました。
山頂を目的地としない山行はとても珍しい。フィールドが広がる気がします。
奥日光小田代原の奥に位置する庵滝は、近年とても人気のある氷瀑です。
凍結するのは1月下旬から2月とのこと。私たちはバレンタインデーに訪れました。
小田代原展望台からは初秋に登った太郎山(左端)を望むこともできました。
スタートは東武日光駅。今日も日本人より外国人の方が多いようです。
バスで1時間。男体山を仰ぎ見る赤沼で体操をして出発。今日は暖かい一日になりそうです。
木橋を渡り、戦場ヶ原の縁へ進みます。
小田代原まで来ると、雪原の向こうに太郎山をはじめとする山々。
弓張峠から一般のルートを外れました。木の幹に巻かれた金網は、シカの食害対策です。
出発から2時間たらず。庵滝に到着。ここまで、滝から帰ってくる人たち100人くらいとすれ違いました。
果たして、庵滝はバッチリ凍結していました。写っている人から、滝の大きさを想像してください。
近年、奥多摩の百尋ノ滝、払沢の滝を訪れましたが、庵滝は別格です。
埼玉県の平野部ではお目にかかれない氷柱(つらら)。迫力があります。
*氷柱の真下には決して入ってはいけません。
滝の内側には、この段階でも水流が落ちていて、わずかに飛沫が散っていました。
なぜ、早々に滝から戻ってくる人が多いのか考えていたのですが、
どうやら、朝の早い時間は氷瀑に直射日光が当たるのが理由と思われます。
氷の裏側にも少しだけ入れます。部分的にガリガリ君の色に見えました。
おやつにバレンタインのチョコレート? (現役部員は全員男子生徒)
帰り道、広くて平坦な場所を見つけて、雪合戦に興じました。部員のリクエストです。
中には「こんなに本格的な雪合戦をしたのは初めて」という部員もいました。
彼らにとって、今日はバレンタインと言うよりは、雪まみれのホワイトデーですね。
気温が高く、風はなし。これ以上ない好条件。気がつけば一日、手袋をはめませんでした。
沢にぽっかり空いた穴に、一足早い春を感じます。よかったなあ、庵滝。
どなたかが作ったアヒルちゃんと雪だるまが「また来いよな」と語りかけているような気がしました。
次回は3月下旬、卒業生とともに山梨県の三ツ峠山に向かいます。
一年ぶりの山小屋泊まり。山頂付近の小屋から眺める富士山が楽しみです。
【山岳部】1月の山行 鹿岳(かなだけ)ゼロから始まる
山岳部は2026年最初の登山で西上州の鹿岳(かなだけ)に登りました。
上信電鉄のホームは高崎駅の0番線にあります。ゼロから始まる2026年。
鹿岳は1015mしかありませんが、とても面白い山です。
普段乗らない路線に乗ることができるのも、山岳部の魅力です。
しかも、今日は始発駅から終着駅(下仁田)まで。
終点の二駅前「南蛇井」(なんじゃい)は、鉄道ファンには有名です。
大久保の登山口を出発。さあ、今年も元気に登りましょう。まずは四ツ又山へ。
小さな畑から薄暗い杉林、明るい落葉樹の森を抜け、稜線に出ました。
すると、鹿岳の岩峰が現れました。「こんなの登れるの!?」
今日最初のピーク、四ツ又山(899m)に到着。
文字通り四つのピークが連なります。いずれのピークにも石像や祠がまつられています。
御嶽(おんたけ)の信仰と関係があるようで、明治〇年と記された石碑も見つけました。
東には下仁田の盆地、鏑川(かぶらがわ)の谷とそれに続く関東平野が広がっていました。
四ツ又山を過ぎるといよいよ鹿岳の岩峰が大きく迫ってきました。
手前のピーク(一ノ岳)の岩壁基部からは、東面をトラバース(横断)します。
今日の核心部の一つです。
今はロープも張ってありますが、編者が登った高校生の時には道がありませんでした。
小雪の舞う中、一ノ岳(986m)に到着。背後に怪しい雪雲が写っています。
強い冬型で風もビュービュー。
山頂の一段下にある南のテラスからは遮るものない景色。鹿岳最高です。
テラスから見たニノ岳(1015m)。次はここへ。道は向かって右側にあります。
長い木製の梯子を登ると、その先に鎖場の核心部。
余裕がなかったのか、その部分の写真がありません。
ニノ岳山頂手前から一ノ岳(右手前)と四ツ又山(左手やや奧)を見おろしました。
「よくぞ、あれに登れたもんだね。」
ニノ岳山頂からは北に妙義山の連なりを見ることができました。怖ろしいほどギザギザ。
無事、下高原の集落に下山しました。まだ、パラパラと小雪が落ちてきます。
今日は風が強く、気温も低く、スリルもありました。
暖かい電車に乗り込むと、ほっとします。うつらうつら。
次回は近年、人気があるという奧日光の氷瀑「庵滝」を目指します。
今年も山岳部の活動をご覧ください。
【山岳部】12月の山行 毛無山(静岡県) 星降るキャンプ場
山岳部は2025年の年末、静岡県天子山塊の毛無山(1964m)に登りました。
富士山の近くには複数の「毛無山」が存在しますが、こちらは静岡県富士宮市の毛無山。
「日本二百名山」のひとつで、至近距離で富士山を望む好展望台として知られています。
ふもとっぱらキャンプ場は実に広大。こんなに広いキャンプ場は初めてです。
炊事場にはネコが一匹。ネコは寒いの苦手じゃないのかな?(気温2℃)
山岳部で静岡県に来るのは大変に珍しいこと。ここはJR東海です。
富士宮駅で1年生が名物「富士宮焼きそば」を入手。一人だけずるい!!
テント設営中が一番吹雪いていました。雪がやむと、明日登る毛無山が出現。
さて、ここで問題です。テーブルから伸びている白い帯状のものは何でしょうか?
この日の夕食はトマトリゾットとクリスマスケーキ。ケーキにはお金をかけました。
さて、先ほどの問題の答えは「凍結したトイレットペーパー」でした。
10分で板状になりました。
キャンプ場の施設にあった大きなガラスに富士山が映り込んでいました。
夜、テントの明かりと星空の間に富士山が浮かび上がります。これは明日も楽しみだ。
翌朝は夜明け前に出発。背後に富士山が見えました。山頂が楽しみですが、毛無山へはとにかく急登です。
2段になって落下する不動の滝は高さがあります。
さあ、急登のあとに山頂。背後に大きな富士山は...見えない。
空は曇り、小雪が舞い、気温はー7℃。
富士山の見えない毛無山って、来た意味があるのか?
そういうわけで登山中の写真はほとんどなし。目標を「下部温泉での入浴」に切り替えました。
湯之奧集落の「門西家住宅」は、かつて金山を管理していたお宅だとか。(重要文化財)
登りは静岡県、下りは山梨県、つまり甲斐国の金山です。
アスファルト道路を歩くこと9km。これがかなり足にきます。
下部温泉駅前の日帰り温泉施設に到着。
足湯だけなら無料ですが、電車の時間が迫っており、浸かることができたのは3人だけ。
電車を乗り過ごすと次は2時間後なので、諦めです。
「はだかじま」という隣の駅名が気になります。
まさか「裸島」!? どんな島?
調べてみたら「波高島」でした。失礼しました。
15:58下部温泉発甲府行き JR東海の身延線がやってきました。
一日しか歩かなかったのに、大変な山行でした。
2025年はこれでおしまい。
新年は西上州の岩峰、鹿岳(かなだけ)からスタートします。
【山岳部】11月の山行 日向山 山上のビーチ
山岳部は11月の中旬に南アルプス前衛の日向山に登りました。
標高1660mの日向山は南アルプス北部の甲斐駒ヶ岳北方に位置する前衛峰です。
「ビーチ」に例えられる山頂部が人気となり、近年は訪れる人が多いとのこと。
埼玉県民の日を選んで登りました。紅葉も最盛期を迎えていました。
甲斐大和駅にて、私たちを乗せた各駅停車を追い抜いていく特急あずさ号。
初めて降り立つ日野春駅。
駅の跨線橋からは迫力ある甲斐駒ヶ岳が間近に望めました。
日向山の山頂付近は穏やかで明るい散歩道。
この先に...「山上のビーチ」雁ヶ原。
八ヶ岳に向かって万歳! 今日の展望は最高です。青空もまぶしい。
視線の先には甲斐駒ヶ岳。斜面に写る影を楽しみます。
南側の岩峰は爽快そのもの。 山頂では予餞会の動画撮影も行いました。
餃子にホットサンド。山頂ではついつい90分もの大休止となりました。
駅に戻る途中、タクシーの運転手さんに、道の駅に寄っていただきました。
山梨県らしいお土産を購入。充実の日帰り登山ができました。
12月は富士山の西方、静岡県の二百名山、毛無山に登ります。
【山岳部】10月の山行 太郎山 小さい秋
山岳部は9月末に奧日光の太郎山(2368m)に登りました。
太郎山は日本三百名山の一つ。有名な男体山の奧に位置します。
静かな山歩きを楽しむには適した山です。
猛暑の続いた夏がようやく過ぎ去りました。山に秋は訪れているのでしょうか?
今回の集合場所は東武アーバンパークライン七里駅。
貸切バスで移動するため、岩槻IC最寄り駅としました。
渋滞なく奧日光へ。戦場ヶ原付近からは車窓から太郎山を見つけることができました。
山王峠の登山口から背丈ほどの笹藪。これがしばらく続きます。
それでも道はしっかりしており、朝露もなく、歩きやすい道でした。
山王帽子山付近は展望がよく、日光白根山・皇海山(すかい)・男体山と百名山がくっきり。
山王帽子山からの下りは明るい笹原。周囲の木々の葉が少しだけ色づいていました。
赤い実のなっている木もありました。小さい秋、発見。
次に登り着いた小太郎山も素晴らしい展望。中禅寺湖を見おろすことができました。
小太郎山から望んだ女峰山・小真名子山・大真名子山。太郎山、男体山とあわせて奧日光ファミリー。
そして目指す太郎山の頂まであと少し。
ここからが今日の核心部。少しばかり緊張する岩稜です。
その先、立ち枯れの斜面を通り過ぎると太郎山到着。
山頂の祠に信仰登山の名残を感じられます。
遠くには6月に登った尾瀬の燧ヶ岳。だいぶ雲が出てきました。
太郎山山頂では、2人の部員が日頃の思いを大声で叫びました。
*他の登山者の迷惑とならぬよう、山頂には本校関係者しかいないことを確認しております。
予定よりもかなり早く登頂できたので、1時間近く休憩しました。
2年生はチョコレートフォンデュ作り。
1年生は集まって何をしているのかと思ったら...スマホゲーム!
太郎山、いい山でしたね。
次回は11月中旬に、南アルプス前衛峰の日向山に登ります。
「天空のビーチ」などともいわれる花崗岩の日向山。甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳の展望も楽しみです。
【山岳部】9月の山行 星空と稲妻
山岳部は9月の上旬に奥秩父の瑞牆山に登りました。
「みずがきやま」は花崗岩からなる白く美しい岩峰の集まりです。
普段のテント泊では早寝が基本ですが、今回はゆっくりと星空を鑑賞しました。
今回の瑞牆山は、元々1年前に計画していた山でしたが、延期に次ぐ延期となっていました。
楽しみにしていた3年生が同行できなかったことは残念です。
みずがき山自然公園のキャンプ場は素晴らしいロケーション。キャンプ場からの眺めがこれ。
広大で平坦な草地のテントサイトは快適そのもの。
計画では、初日がテント泊のみ、2日目に登山としていましたが、明日の天気が下り坂とのこと。
初日のうちに登ってしまうことに変更しました。出発は11時半と、かなり遅め。
9月とは言え、今年は異常な猛暑。沢沿いの道を選んで、清涼感を楽しむことにしました。
ときどき現れる地元、増富中学校が設置した看板。
昭和59年、63年と書いてあるので、設置した方々はもう50歳過ぎですかね。
不動滝に到着。水量はわずかですが、滝壺には甌穴のようにまあるい穴が開いています。
そして山頂。時間帯が遅かったので、気づけば大宮高校で独占状態に。
天気は安定していて、抜けるような青空。
迫力のヤスリ岩を見おろしたり、富士山をバックにくつろいだり。
とにかく爽快な山頂です。*安全には十分、注意を払っています。
西には2週間前に登ったばかりの八ヶ岳連峰がはっきりと見えました。
キャンプ場に戻ってきたのは夕方の5時。
米の料理よりも時間のかからない「ほうとう」が今日の夕食です。ここ山梨県の名物でもありますし。
味は最高。リピート希望のメニューになりました。
食後、北から北東の空、積乱雲の中で稲妻が光りました。これはなかなか見られない。
雨雲レーダーによると40kmほど離れた軽井沢から高崎あたりのようです。
一方、頭上には無数のお星様。夏の大三角形、北斗七星、天の川、流れ星...。
夏なので、夜でも寒くはなく(15℃くらい)、長時間、鑑賞することができました。
天文部を兼ねている部員がいるので、ガイド役もいます。
翌日は埼玉に帰るだけ。少しのんびりと朝ご飯です。
一手間かけることができたので、ハムにチーズを挟んで、焼きました。
加えて卵雑炊にしらすをふりかけます。うーん、おいしい。
次回は、9月下旬に、10月の山行として、奧日光の太郎山に登ります。
太郎山も延び延びになっている懸案の山です。瑞牆山同様、好天に恵まれますように。