今日の大宮高校

カテゴリ:総合学習

エンパワーメントプログラム

Empowerment Program® 2018

@Saitama Prefectural Omiya Senior HighSchool

 

What is “Empowerment Program”?

Empowerment Program®*は株式会社ISAが開発した独自のプログラムであり(商標登録済み)、全国各地の高等学校で実績をあげている。

*紹介ページ→https://www.isa.co.jp/news/20150415/

動詞のempowerは『人に力を与える;人に自力でやれる能力をつけさせる』という意味の他動詞である(オーレックス英和辞典第2版 旺文社より)。名詞であるempowermentは『人に自分でやれる力をつけさせること』や『権限を与えること』という意味を持っている。“empowerment quote”と検索すると、やる気を起こさせてくれるような格言の数々をまとめたサイトを見つけることができる。

 

今年度の実施記録

 

実施時期:20181227日(木)~1229日(土)

会  場:埼玉県立大宮高等学校 多目的室

参加生徒:1・2年生を中心に37名(これに加え埼玉県立越谷北高等学校の生徒が2名参加)

 

初日、参加者の表情はやや硬い。中には前日の夜よりホームステイする大学生を受け入れている生徒で、もうすでに大学生との会話に慣れ始めている人もいるが、多くの生徒にとってはこれからの3日間がどのようなものになるのか不安だったのだろう。

 しかし、そのような不安はファシリエーターのジェイソンと学生達によって徐々に消されていった。生徒にとって今回のプログラムは想像以上に楽しく、知的好奇心を刺激してくれるものだったのだ。午後はグループ毎に準備をして臨んだ英語での寸劇発表があったが、どのグループも限られた時間の中で配役を決め、台詞を決め、発表することが出来ていた。

2日目にはほとんどの生徒が相手の目を見ながら意見を言うことができるようになっていた。ディスカッションが中心の1日であり、英語がなかなか出てこない場面もあったが、伝えたい意見がはっきりしていることもあり、なんとか聞いている人に伝えようと言葉を選んでいた。普段習っている言語をツールとして使用する良い機会となった。

最終日は生徒全員が自分の夢についてプレゼンテーションを行った。前日遅くまで練習していた生徒もいたようで、自分の順番が来るまでその表情は硬く、緊張が伝わった。練習や準備の甲斐あってか、全ての生徒が途中で諦めてしまうことなく最後までプレゼンテーションを行うことができていた。終わった生徒たちの安堵と達成感の入り混じった表情は何物にも代えがたい成果として集合写真の中に写っている。

今後様々な場面で主張をしなければならない時、能動的に頭を働かせなければならない時などに、その中に写る表情が自分自身であることを再確認し、チャレンジしてもらいたい。

 


よくある質問

 

Q. どのような力をつけることを目的として参加するプログラムなのか

 ・問題解決のために自身の考えを相手に伝える力

 ・多角的な視野で物事を捉えられる力

 ・違う価値観、広い視野を持った人たちと議論ができる力

 


Q. 具体的にはどのようなことについて議論をするのか―題材は

 ・『ポジティブシンキングを活用して自らの人生を切り開く』

 ・『自信を持って生きていくために』

 ・『リーダーシップスキルをいかに身に付けるか』

 ・『AI技術が進歩していく中でどんなスキルを身に付けていくべきか』

 

生徒の感想(抜粋)

 

・最初は恥ずかしがって人前で話せなかったはずなのに、プレゼンテーションでは人の顔を見て、冗談まで入れて堂々と自分の目標を話している自分がいました。

・興味本位で参加したプログラムでしたが思っていた以上にたくさんのことを学ぶことができました。このプログラムは興味があっても面倒だからと行動しないことが多かった私にとってやってみるということの大切さを教えてくれたものでもありました。

・この3日間で、私は人と英語で話すことが楽しいということ、議題などについてきちんと調べ、少しでも自分の意見や考えを持つことの大切さ、様々な出来事について、どのように考えればいいのか知ることが出来ました。

・このプログラムは本当に、私にとって、自分をポジティブな方向に変える大きな転機となりました。この素晴らしい経験を与えてくれたグループリーダーをはじめとするプログラムのメンバーに感謝するとともに、この経験を胸に、人として新たな一歩を踏み出したいです。

・このプログラムに参加して、3日間しかなかったとは思えないほど沢山の貴重な経験をすることができました。私も留学生のように将来について良く考え、自ら行動を起せる人になろうと思いました。その第一歩として、留学生とLINEを交換しました。プログラムが終わってからもずっと留学生たちと連絡をとっています。相手の出身国の話を聞けたり、英語で他愛のない話が出来たりと、とても楽しいです。マレーシアで苦い思いをしたあの日、留学生を受け入れた初日の緊張や不安、周りの参加者のレベルの高さに感じた戸惑い…その全てを乗り越えて大きく成長する事ができたと思います。

・プログラムを終えて、今まで以上に、英語を話せるようになりたいという想いが強くなった。とりあえず今は、学校の英語の授業や課題に真摯に取り組もうと思う。そして、英語以外の教科もしっかり勉強し、将来の選択肢を多く持てるようにしたい。また、今回の成果である、話し手としての伝える力、聞き手としての伝える力を、学校生活などで発揮したい。