カテゴリ:大高生活
【DXハイスクール】早稲田大学連携:C++実践講座を開催しました!
8月4日(月)に、早稲田大学の宮沢真盛講師、尾澤重知教授、学部生のTAの方々をお招きし、
プログラミング上級者対象の特別講座を開催しました。
DXハイスクールの一環である本講座は3年間継続しての実施となります。
昨年度までは3日間で実施した内容を、今年は4時間の集中型に凝縮して実施しました。
1時間目:アルゴリズムを体感
早稲田大学の創立記念日を当てるゲームを通じ、線形探索と二分探索の効率性の違い(365回 vs 9回)を学びました。
2時間目:PythonからC++へ
授業で学んだPythonの復習から始め、競技プログラミングに不可欠な実行速度を持つC++へステップアップしました。
3時間目:「誤答」から学ぶデバッグ
あえてバグを含むコードを修正する演習により、論理的思考力と実践的なデバッグ能力を養いました。
4時間目:生成AIとJOI対策
AIを「思考のパートナー」とするプロンプト活用術を学び、情報オリンピック(JOI)二次予選レベルの難問に挑みました。
濃密な4時間を通じ、生徒たちはアルゴリズムへの理解を深め、9月から始まるJOI予選突破に向けて決意を新たにしました。
100周年記念ポロシャツ
今年度の大高日誌の記事の中に、ネイビーのポロシャツ姿の在校生が写っています。
来年度からの制服リニューアルの恩恵が在校生にもあるように、新制服と同じ刺繍を入れた”100周年記念ポロシャツ”を制作し、今年度から先行導入しています。本日も多くのポロシャツ姿の生徒たちが、夏期講習や部活動で登校しています。
AtCoder社代表高橋直大氏による「競技プログラミングの魅力」講演
7月13日(月)の放課後、コンピュータ室にてAtCoder株式会社 代表取締役社長の高橋直大氏をお招きし、
「競技プログラミングの世界とその魅力」と題した講演会を昨年度に引き続き開催いたしました。
今回の講演会は、情報オリンピックをはじめとする競技プログラミングへの生徒の参加を促進し、
IT分野への関心と理解を深めることを目的として実施しました。
講演では、高橋氏より競技プログラミングが単なるプログラミングスキルの習得にとどまらず、
「パズルのような思考の楽しさ」や「数学的な構築能力」を競うスポーツであるという側面をお話しいただきました。
また、現代のAI技術との関わりや、アルゴリズムを学ぶことが将来のキャリアにおいてどのように役立つかといった、
非常に興味深い視点も提示されました。
さらに、講演内では実際にAtCoderのプラットフォームを利用した実技演習も行われました。
生徒たちは事前に登録したアカウントで実際のコンテスト問題に挑戦し、制限時間内に正解を導き出そうと、
真剣にコードを書き進めていました。
本日の講演を通じて、生徒たちはプログラミングを「課題」としてではなく、
「楽しみながら極めるもの」として捉え直すことができたようです。
本校では今後も、生徒たちが自らのスキルを磨き、世界を舞台に挑戦する機会を大切にしていきたいと考えています。
ご多忙の中、本校の生徒のために貴重な講演をいただいた高橋様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。
【美術Ⅰ】盆栽の出前授業
美術Ⅰの授業で、6月22日(月)(1年8組)と24日(水)(1年2組)に盆栽の出前授業を実施しました。
さいたま市大宮盆栽美術館の学芸員の田口文哉さんに来ていただき、
大宮盆栽村の歴史、盆栽の鑑賞の仕方、座敷飾りについてなど専門的な話を分かりやすく講義していただきました。
生徒たちはとても熱心に話を聞き、地元が世界に誇る文化である盆栽について
興味を持ち、理解を深めることができました。
夏休みには盆栽美術館で本物を鑑賞する体験をする予定です。
救急法講習会
体育祭を間近に控え、暑さも高まりつつある季節です。
もしもの事態に備え、本校職員を対象に、
「さいたま市応急手当普及員」の資格を持つ職員による
救急救命の講習会を実施しました。
胸骨圧迫やAEDの使用、異物除去や止血など…
参加者全員が、傷病者の発見から救急隊の到着までを実践します。
受講を終えた職員は、「普通救命講習Ⅰ終了証」を受け取ります。
既に何度も受講して、「再受講記録」欄がいっぱいの職員もいます。
毎回講習に参加して練習していても、いざと言う時には慌ててしまうもの。
緊急の時、ためらわず自分が動けるためには繰り返し身につける機会が必要です。
なお、7月には運動部生徒向けの講習会を予定しています。
芝浦工業大学 後藤教授によるPythonプログラミング基礎講座(1・2年生対象)
1月24日(土)の放課後、本校のDXハイスクール事業の一環として、芝浦工業大学の後藤裕介教授をお招きし、
1・2年生を対象とした「Pythonプログラミング基礎講座」を実施しました。
今回の講座は、12月に実施した3年生向け講座に続く第2弾です。
プログラミングの基礎を改めてしっかりと学び直したい、
これから本格的に挑戦したいと考える意欲的な1・2年生がコンピュータ室に集まりました。
基礎からじっくり学ぶ3時間
13時から16時までの3時間にわたる集中講座では、後藤教授が用意してくださった演習用の練習ファイルを用い、
以下の内容についてステップバイステップで学びました。
・演算のしくみとデータの型: プログラムがどのように計算を行い、数値を扱うのかという基礎を解説。
・順次処理・選択処理(条件分岐)・反復処理: プログラムの三大要素を、実際にコードを書きながら確認。
・配列(リスト)と関数: データをまとめて扱う方法や、処理を共通化する実践的な手法。
特に「データの型」や「演算のしくみ」といった、独学では見落としがちな基礎部分を丁寧に解説していただいたことで、
生徒たちは「なぜこう動くのか」という根本的な理解を深めることができたようです。
手厚いサポート体制
当日は後藤教授に加え、3名の大学院生がティーチング・アシスタント(TA)としてサポートに入ってくださいました。
生徒たちがコードの入力でつまずいたり、エラーが出たりした際にも、すぐに隣でアドバイスをいただける環境のおかげで、
全員が最後まで脱落することなく演習を終えることができました。
大学での学びに触れるとともに、年の近い大学院生の先輩方から直接指導を受ける経験は、
生徒たちにとって大きな刺激となったはずです。
今回の講座を通じて、1・2年生のうちから「情報」への関心を高め、プログラミング的思考を養う貴重な機会となりました。難化が進む情報入試を見据え、本校では引き続き、外部専門機関と連携した質の高い学びを提供してまいります。
講師の後藤教授、ならびにTAの皆様、熱心なご指導をありがとうございました。
芝浦工業大学 後藤教授による基礎プログラミング講座(3年生対象)
11月29日(土)の放課後、本校のDXハイスクール事業の一環として、芝浦工業大学の後藤教授を講師にお迎えし、
今年度も昨年度に引き続き3年生を対象としたプログラミングの基礎講座を実施しました。
この講座は、大学入学共通テスト「情報」を見据え、
プログラミング分野に苦手意識を持つ3年生を対象として企画しました。
半日で行われた集中講座では、以下の基礎的要素について、
Pythonを用いた実習を通じて丁寧にご指導いただきました。
・順次処理
・選択処理(条件分岐)
・反復処理(繰り返し)
・配列(リスト)
・関数
基礎学習の総まとめとして、共通テストの出題形式を意識した演習問題に取り組み、
その場で解説していただくことで、知識を実践的なスキルへと結びつけることができました。
講師の後藤教授に加え、大学院生2名にも手厚く学習サポートをしていただきました。
個別指導が充実しており、参加した生徒たちは安心して、つまずくことなく学びを深めることができたようです。
今回は3年生が対象でしたが、プログラミング的思考力や情報活用能力の育成を目的として、
1、2年生を対象とした講座についても現在年明けに実施予定です。
早稲田大学の大学院生による実践的プログラミング講座(第3回)
DXハイスクール事業の一環として、11月8日(土)に早稲田大学の宮沢真盛講師をお招きし、
上級者向けのプログラミング特別講座の最終回を実施しました。
今回も、早稲田大学より小澤教授をはじめ、
大学生のティーチング・アシスタント(TA)2名にもご協力いただき、
マンツーマンの手厚い指導が行われました。
・情報オリンピック二次予選対策:本選過去問への挑戦
全3回の講座の最終回となる今回は、情報オリンピック一次予選通過者を想定し、
二次予選対策を主目的として進められました。
前回の講座で学んだプログラムへの理解度を個別に確認し、前回の振り返りと補足を行いました。
今回のメインは、情報オリンピック本選の過去問を題材にしたグループワークです。
問題は、問題の中の登場人物であるAさんが解いたプログラムの誤答を訂正していくという、応用的な課題でした。
どこをどう直せばよいのかを、考え方を複数人で共有し、
ペアプログラミングと講師の助言をもらいながら解決させていきました。
本来、一人で解決するには難しいプログラム課題に対し、
マンツーマンの指導で、生徒一人ひとりが自走できる環境で取り組んでいました。
宮沢講師、小澤教授、TAの皆様、全3回にわたる実践的かつ手厚いご指導をいただき、心より感謝申し上げます。
生徒たちは、高度なプログラムのデバッグと修正を通じて、
より深いアルゴリズムの理解と実践的な問題解決能力を磨くことができました。
この経験を糧に、来たる情報オリンピックでの活躍を期待しています。
早稲田大学の大学院生による実践的プログラミング講座(第2回)
DXハイスクール事業の一環として、10月25日(土)に早稲田大学の宮沢真盛講師をお招きし、
上級者向けのプログラミング特別講座の第2回を実施しました。
今回は、早稲田大学より小澤教授をはじめ、大学生のティーチング・アシスタント(TA)2名にもご協力いただき、
熱のこもった指導が行われました。
・C++でのアルゴリズム構築と効率化
全3回の講座の第2回となる今回は、前回に引き続きC++を扱いながら、
特にアルゴリズムについて掘り下げた実習形式で進められました。
C++の特長を、コンピュータが命令を理解しやすく実行速度が速い一方、人が理解しにくい点から
「Pythonが算数だとすると、C++は数学のイメージ」と表現し、説明されました。
今回のメインの目標は、プログラミングの基礎である線形探索と二分探索のコードをC++で記述することでした。
効率的な探索の仕組みを理解するため、まずは「数当てゲーム」を実施。
数を効率よく狙うためには、1から順に聞くのではなく、
中央値から聞いていくのが良いことを参加者全員で確認しました。
その後、この効率的な考え方を応用した線形探索と二分探索の解答例を実際に実行することで、
競技プログラミングで頻繁に使うアルゴリズムに慣れることを目標に、繰り返し演習を行いました。
・競技プログラミングにも役立つ生成AI活用術
演習の後半は、早稲田大学人間科学科の尾澤重知教授が主導となり、
生成AIの適切な利用方法についてご指導いただきました。
生成AIの正体と特性:生成AIは、「こん」と打って「こんにちは」が出力されるような、
「予測変換器」の優秀なバージョンであるという視点から解説されました。
AIへの指示(プロンプト)を書く際には、まずAIに「状況」を伝えることが重要だと強調されました。
さらに、「前提」「状況」「目的」「動機」「制約」の5つの要素を記述することが、
特に有効なプロンプトを作成するためのノウハウとして紹介されました。
講座では、埼玉県の高校向けの埼玉県ICT推進ガイドラインも確認し、
生成AIを技術として適切に活用していくことの重要性についても学びました。
次回、最終回となる第3回講座は、今回の学びをさらに深める内容となることが期待されます。
早稲田大学の大学院生による実践的プログラミング講座(第1回)
DXハイスクール事業の一環として、9/20(土)に早稲田大学人間科学学術院の博士1年、
宮沢真盛氏を講師としてお招きし、上級者向けのプログラミング講座を開催しました。
今年度の情報オリンピックに参加している生徒を中心に、プログラミングに興味のある生徒を対象としています。
全3回の講座の初回となる今回は、オリエンテーションと実習形式で進められました。
今回の講座のメインは、昨年の情報オリンピックの一次予選問題に挑戦する演習でした。
参加者はまず各自で問題に取り組み、
その後2人1組のペアで自身のプログラムについて話し合う時間を設けました。
一人では気付けないアルゴリズムの仕組みや解法を共有することで、
新たな発見や理解を深めることができました。
また、競技プログラミングでは頻繁に使うC++の入力方法に慣れることを目標に、
繰り返し演習を行いました。
演習中、宮沢講師から「チートシート(テンプレート)」を活用するテクニックが紹介されました。
C++では毎回同じ記述が必要となることがありますが、
テンプレートを事前に用意しておくことで、
より効率的に、そして素早くコードを記述できるという、
競技プログラミングにおいて非常に役立つノウハウを学ぶことができました。
講座の最後には、今回の内容に関する感想や、
今後の講座で学びたい内容についてアンケートを実施しました。
宮沢講師は、この結果をもとに第2回、第3回の講座内容をカスタマイズしてくださるとのことです。
参加者の希望に沿った、より実践的で充実した講座が今後も期待されます。