大高日誌

カテゴリ:大高生活

【情報科より】情報オリンピック表彰式

3月20日(木)、NTTデータ駒場研修センター にて「第24回 日本情報オリンピック 表彰式」が開催されました。

中高生対象・日本一の競技プログラマーを決めるこの大会に、
本校からは 21名 が出場し、全員が一次予選を突破
さらに 以下の4名が二次予選を突破 し、本選に進出しました。
3年 川端 悠斗
3年 小見 和寅
2年 大島 寛生
1年 黒瀬 諭一朗

本選では、

・川端 悠斗さんが優秀賞
・小見 和寅さんが敢闘賞

を受賞しました。


さらに 学校として多くの選手を輩出したことで貢献賞 を受賞しました。
特に 優秀賞 は、全国 3,136名 の参加者の中で成績上位185名の本選出場者の中から、
上位35名に与えられる大変名誉ある賞で、素晴らしい成果となりました。

大宮高校では、情報オリンピックに挑戦する生徒を 毎年夏に募集 しています。
今回の結果を励みに、来年度はさらに多くの生徒の挑戦を期待しています!

キラキラ 【100周年記念事業】スローガンの検討が始まりました!

令和8年度(2026)、本校は創立100周年を迎えます。

100周年に向けて、来年度より本格的に記念事業がスタートしますが、本日は記念事業全体に係るスローガン作成のオンラインのワークショップを行いました。

 

デザインや広告に興味のある1,2年生の生徒有志に加え、デザイン・広告に携わる本校卒業生をアドバイザーに迎えてプロジェクトチームが立ち上がり、スローガンやロゴマークの作成や選定、検討を行います。

スローガンやロゴマークの作成にあたっては、今後プロジェクトチームを中心に、広く全校から原案を募りながら検討を進めていきます。

100周年記念事業につきましては、今後も進捗についてお知らせいたします。

芝浦工業大学の後藤准教授による基礎プログラミング講座(1年生向け)

1月25日(土)の放課後に、DXハイスクール事業の一環として、
芝浦工業大学後藤准教授を講師にお迎えし、Pythonの基礎講座を開催しました。

 

後藤准教授をはじめ、大学院生1名、学部生2名の計4名の体制でご指導いただきました。


本講座は1年生を対象に、春に学んだ「情報Ⅰ」のプログラミングの内容をベースとして、基礎を丁寧に指導していただきました。
また、学部生・大学院生がTA(ティーチングアシスタント)となり、個別にサポートする体制が整えられていました。

講座の冒頭では、順次構造についてPythonの仕様やデータ型について丁寧に解説していただきました。
この解説のおかげで、生徒たちは計算がうまくいかない仕組みをしっかり理解した上で学習を進めることができました。

次に、分岐構造について、これまで学んだ順次構造の考え方を交えながら演習を重ねました。
これまでプログラムを考えて作成することが苦手だった生徒も、しっかりと理解して作成できるようになり、
想定通りの実行ができたことで嬉しそうに取り組んでいる生徒の様子が伺えました。

続いて、反復構造の仕組みについて解説いただきました。
if文とfor文を組み合わせた演習では、分岐が失敗する例も交えながら、生徒自身が解決法を考える場面があり、
主体的な学びが促されました。

最後に、配列の仕組みについて、これまで学んだ内容の応用を含めた実践的な演習を行いました。
また、今回触れなかった内容については、解説付きの問題を用意していただき、
生徒たちが自主的に学習を進められるような工夫もされていました。

 

本講座を受けた生徒からは「プログラミング分野の学び直しができて理解が深まった」「もっと教わりたかった」といった声が多数寄せられ、とても好評でした。

今年度初めて実施されたDXハイスクール事業の一環としてのプログラミング講座は、「情報オリンピック参加者向けの実践的な講座」や、「情報Ⅰの学び直しを目的とする基礎講座」として、どちらも大きな需要があることが分かりました。今後も、大学などの機関との連携を図り、よりニーズに応じた講座を実施してまいります。

早稲田大学の尾澤教授による実践的プログラミング講座(第3回)

12月13日(金)、DXハイスクール事業の一環として、
早稲田大学の尾澤教授による第3回プログラミング講座を開催しました。
全3回シリーズの最終回となる今回は、実践的な課題を通じて学びを深める内容が展開されました。

実践内容
第3回では、先週実施された情報オリンピック二次予選の問題に類似した課題が用意されました。
生徒たちはペアトレーニングの手法を取り入れ、
互いに意見を交換しながら問題に取り組むことで理解を深めていきました。
演習後には、大学院生講師による解説と振り返りが行われ、
解法のポイントや効率的なアルゴリズム設計の考え方について丁寧にご指導いただきました。

生物×情報のコラボ授業の紹介
また、他校の「情報Ⅱ」の授業で実施された生物と情報のコラボレーション授業の事例紹介も行われました。
細胞研究をプログラミングで解析するという先進的な取り組みが紹介され、情報技術の幅広い応用性をご紹介いただきました。

 

今回の講座を通じて、プログラミング技術だけでなく、
他者との情報共有や協力を通じて学びを深める重要性を体感することができました。
また、困難に直面した際の援助要請の意識や自己解決能力を高める具体的な方法についてもご指導いただき、
生徒たちにとって大きな成長の機会となりました。
尾澤教授、そして大学院生の皆様に深く感謝申し上げます。

 

今回の講座は非常に有意義であり、生徒たちのプログラミングに対する意欲を大きく高める機会となりました。
次年度も継続してプログラミング講座を開催し、生徒たちのさらなる成長を支援していきたいと考えています。
引き続き、より良い学びの場を提供できるよう努めてまいります。

芝浦工業大学の後藤准教授による基礎プログラミング講座(3年生向け)

11月30日(土)の放課後に、DXハイスクール事業の一環として、
芝浦工業大学の後藤准教授を講師にお迎えし、Pythonの基礎講座を開催しました。


この講座は、今年度から始まる情報の共通テストも意識して、
プログラミングに苦手意識を持つ3年生を対象に実施しました。
一からプログラミングを学び直すことを目的とし、わかりやすく丁寧な指導をしていただきました。


後藤准教授に加えて大学院生2名がサポートとして参加してくださり、
個別指導も充実していたため、参加者は安心して学びを深めることができたようです。

今回の講座を通じて、将来のスキルとしても活かせるプログラミングの基礎を身につける良い機会となりました。

今回のプログラミング講座は3年生が対象でしたが、1,2年生を対象とした講座も現在計画中です。

早稲田大学の尾澤教授による実践的プログラミング講座(第2回)

11/22(金)に、大宮高校にてDXハイスクールの一環として、早稲田大学の第2回プログラミング講座を開催しました。
今回の講座では、前回学んだアルゴリズムの基礎的な考え方を踏まえ、実践的な演習に取り組みました。
参加者は基礎部門と応用部門に分かれ、それぞれのレベルに応じた内容で個別に指導を受けました。

基礎部門
基礎部門では、まず生成AIを活用した問題解決方法について解説が行われました。
AIを使って情報オリンピックの過去問題を読み込み、各自が挑戦したい問題を選択。
AIの支援を活用しつつ、問題解決のアプローチを学びました。
生成AIの活用を通じて、効率的な学習方法やプログラム設計のアイデアを得ることができ、
C++言語初心者でも積極的に取り組める内容でした。

応用部門
応用部門では、早稲田大学の大学院生が講師として参加し、
競技プログラミングに特化した実践的な演習問題が提供されました。
生徒たちはそれぞれの課題に集中し、個別演習を行いながら、
自分のスキルを高めるために熱心に取り組みました。
応用的な内容を通じて、解法の工夫や効率的なアルゴリズム設計について深く学ぶ機会となりました。


講座を通じて、生徒たちは自学自習の方法を身につけ、今後も自主的にレベルアップできる力を養いました。
それぞれが自分のペースで課題に向き合い、集中して取り組む姿が印象的で、非常に有意義な内容でした。


最終回となる次回では、AIの助けを借りず、自ら問題を解決することを目標に、さらに実践的な演習問題が用意される予定です。
この3回シリーズを通じて、プログラミングの技術や考え方が大きく成長することが期待されます。

早稲田大学の尾澤教授による実践的プログラミング講座(第1回)

国指定事業「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の一環として、
11/8(金)に、大宮高校にて早稲田大学の尾澤教授(人間科学学術院所属)をお招きし、
全3回にわたるプログラミング講座の第1回を開催しました。
この講座は、情報オリンピックに参加する生徒や、
日頃プログラミングに興味を持って自主的に取り組んでいる生徒を対象とし、
応用的なアルゴリズムの学習やC++での実践的なプログラミング技術を身に着けることを目的としています。

講座の内容
初回の講座では、アルゴリズムの基礎的な考え方を学ぶ導入的な内容が中心でした。
尾澤教授は、日常生活の問題解決にも役立つアルゴリズムの考え方を、
具体的な例を交えながら解説してくださいました。
折り紙を通じた「物事を順序立てて考える」方法や、時計の仕組みを知らない人に教える際のポイントなど、
視覚的かつ実践的なアプローチが用いられ、アルゴリズムの抽象的な概念がより親しみやすく紹介されました。

参加した生徒たちは、普段あまり考えることのない「考え方の原理」に触れる機会となり、活発に質問や意見を交わしていました。
特に、プログラミングに必要な「問題解決に向けた論理的な手順」に共感を示し、プログラミングへの理解が一層深まったようです。
情報オリンピックに向けて学びを活かしたいと意欲的に取り組む生徒もおり、今後の課題への意識が高まった様子でした。

 

今後の予定
第2回と第3回では、C++を使用した具体的なプログラミング課題に取り組む予定です。
各回では尾澤教授に加えて、大学院生の講師もアシスタントとしてサポートしてくださる予定で、
参加者は各自で実際にコードを書きながら、情報オリンピックに必要なアルゴリズムの知識と実践力を身につけていきます。
初回での導入的な理解を基に、次回以降の実践演習へとスムーズに進める準備が整いました。



今回の第1回目の講座を通じて、アルゴリズムが日常の思考や問題解決に深く関わっていることを学ぶ貴重な機会となりました。
尾澤教授のわかりやすい説明により、抽象的に感じられるアルゴリズムが一気に身近なものとなり、
情報オリンピック対策としても大きな手助けになりました。
生徒たちは次回の演習課題に向けて意欲を高めており、さらなる成長が期待されます。

ドキュメンタリー映画『長崎の郵便配達』を鑑賞しました

プレ中間考査最終日の10月18日に、10日後に迫った修学旅行の事前学習として、2学年全体で川瀬美香監督の『長崎の郵便配達』を鑑賞しました。

これは前期から3回にわたって、長崎や平和について調べたり読書をしたりしてグループ発表をしてきた事前学習の仕上げにあたります。

映画は、第2次世界大戦中の英国空軍大佐であり、後にジャーナリストとなったピーター・タウンゼン氏が、長崎の被爆者谷口稜曄氏との交流をもとに出版した『POSTMAN of NAGASAKI』を原作に、娘であるイザベル・タウンゼン氏が長崎を訪れ、父と谷口さんの思いをひも解いていく物語です。

長崎の風物を映し出す美しい映像の中、谷口さんの背中のやけどや、その後の人生、核廃絶を訴える姿、そしてイザベルさんの2人や平和への思いが、生徒の心に強く残ったようです。

10月25日には、川瀬美香監督が来校して、講演と対話が予定されています。

 

【公民科】さいたま地方裁判所にて法廷見学を実施しました

7月29日(月)、公民科にて夏季休業中の法廷見学を実施しました。

さいたま地裁

本校では、法学部への進学を希望し、将来法曹三者になることを目指している生徒が一定数いることから、

実際の司法の現場に触れ、学ぶ機会を持つことを目的に昨年度から法廷見学を実施しています。

今年度はさいたま地方裁判所へ1年生から3年生までの生徒19名が見学に参加しました。

実際の刑事裁判を傍聴し、公判終了後は裁判所の御厚意で裁判官の方との質疑応答の時間をとっていただきました。

さまざまなメディアを通してイメージする「裁判」の光景と、実際の光景との差に驚いた生徒もいたようです。

御多忙の中、御協力いただいたさいたま地方裁判所の皆様、ありがとうございました。

【生徒の感想(抜粋)】

  • 想像以上に近くで実際の裁判の様子を見ることができ、とても貴重な体験でした。検察官や弁護人が被告人に何度も質問して状況を確認していたり裁判官が諭すように被告人に話したりしているのが印象的で、大切なのはただ罰を与えることではなく正当な判決をし再犯を防ぐことなんだなと思いました。
  • 実際に裁判を傍聴してみて、人が人を裁くことの難しさ、根拠に基づいた公正な判断を下すことの大変さがよくわかりました。また、裁判所や法曹三者は、なくてはならない存在であるということを改めて感じました。
    本物の裁判を生で傍聴するという、とても有意義な体験をすることができたと思います。
    更に法について知り、他の事件の裁判も是非傍聴してみたいと思いました。

 

交通安全指導

6月4日(火)、本校の交通安全指導期間に合わせて、埼玉県警察署の方が参加してくださいました。

 

今年度、本校は、埼玉県警察署から生徒等の自転車事故防止を図ることを目的とした『自転車マナーアップ推進校』に指定されました。

登校してくる生徒たちに、警察の方が、自転車乗車時のヘルメット着用推奨のチラシを配り、事故防止の呼びかけをしてくださいました。