理数科日誌

理数科日誌

【理数科日誌】 令和8年度 理数科説明会

2026年4月18日(土)、本校やまぼうし会館にて令和8年度 理数科説明会を実施いたしました。


昨年度から開催時期を4月に変更して実施しております、本校の理数科説明会。
「説明会」と銘打ってはいるものの、メインとなるのは理数科3年生による理数探究の成果発表です。
これは、本校校長や教員が言葉だけで理数科の魅力や特徴を語るよりも、実際の生徒たちが理数科でどのように成長し、どのように理数分野の学習に取り組んでいるかを直接見ていただくことが、何よりも理数科の魅力をお伝えできるとの思いからです。
 
 

そのため、いわゆる全体会は行っておりません。会場のキャパシティや時間の都合で、説明会の参加枠は限られております。当日参加できる方はもちろん、参加できなかった方にも広く本校理数科について理解を深めていただくために、概要説明動画と理数科に関するQ&A集を本校ホームページの理数科トップページに掲載するかたちで代替しております(この記事の最後にもリンクを掲載いたします)。

当日ご来場いただいた皆さまには、個別相談ブースを設置し、ご希望に応じて本校理数科に関する疑問や質問にお答えいたしました。理数科の担任経験者や、理数科の教科担当者が個別相談ブースで対応しておりましたので、「理数科の授業の進度は?」「部活動との両立は可能か?」「大学入試に向けた具体的な対策は?」といった、小学生・中学生の皆さまが抱く等身大の不安や疑問を、一つひとつ丁寧に解消していただけたのではないかと自負しております。

今回の説明会にご参加いただいた皆さま、そしてホームページを通じて本校に興味を持ってくださった皆さま。
次回は9月に理数科座談会の開催を予定しております。理数科1,2年生との文字通りの「座談会」です。授業や理数科ならではの行事、勉強・部活動に関する「リアルなやりとり」ができるイベントとなっております。募集に関しては後日、本校ホームページの理数科トップページでご案内いたします。
教職員一同、そして在校生一同、心より楽しみにしております。

本校理数科についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ以下のリンクより動画や資料をご覧ください。

  • 理数科概要説明動画 2026
    ※埼玉県のネットワークの仕様変更に伴い、アクセス権のリクエストが必要です。担当者がアクセス権を付与いたします。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解ください。
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【理数科日誌】 ノーベル物理学賞・梶田隆章先生との交流会

2026年4月4日(土)、大宮ロータリークラブ創立70周年記念講演会が行われ、県内8校の高校生による研究発表の場に本校理数科生が招待されました。

講演会の第一部は、2015年にノーベル物理学賞を受賞された梶田隆章先生による基調講演。
第二部の「梶田先生と語ろう!~夢を大切に~ 県内8校の高校生による研究発表」にて、本校理数科3年の4名が昨年度の理数探究の研究「クラドニ図形の性質について」を発表いたしました。

すでに埼玉大学で行われた令和7年度 理科教育研究発表会や、本校内で行われた理数探究校内発表会で発表済みの研究ではありますが、今回の発表に向けて新たに実験を行い、結果・考察を補ったものを発表することができました。

発表後の質疑応答で梶田先生と直接言葉を交わすことができた経験は、発表した4人にとって今後の財産になるはずです。

大宮ロータリークラブの皆様、この度はお招きいただきありがとうございました。

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【理数科日誌】 理数探究校内発表会 & 令和8年4月・理数科説明会案内

2月19日(木)、理数科2年の目玉ともいえる「理数探究」の集大成として、令和7年度 理数探究校内発表会を実施いたしました(会場:本校やまぼうしホール)。

記事の最後に令和8年4月18日(土)実施予定の理数科説明に関する案内がございます。
ぜひ「続き」をご覧ください!


今年度の研究題目は以下のとおりです。

数学分野
 折り紙の基本構造の考案
 ずるで運ゲーを制す
 麻雀における立直(リーチ)是非の解法
 Cesàro 和の拡張について
 ホームランの飛距離予測
 新規量子暗号の考案
 
 
 

化学分野
 大高水の水質と「おいしさ」
 うどんの茹で汁の凍結処理による有機汚染低減効果に関する検証
 身近なものを用いた自己修復素材の生成
 

生物分野
 乳酸菌の胃液環境下における生存率の検討
 プラナリアにおける刺激と摂食行動の関係
 ゴキブリの環境による学習能力の変化
 マルウェアに対するシグネチャ更新頻度と検知率
 
 

物理分野
 クラドニ図形の性質について
 高温超伝導体YBa2Cu3O7の作成
 圧電素子による発電の効率化について
 


理数科1年生と教職員が見守る中、独創的なテーマから、学問としての純度が高い王道のテーマまで、それぞれが工夫を凝らし積み上げてきた研究の成果を披露しました。

「見守る」という言葉では足りないかもしれません。
質疑応答では、1年生が物怖じすることなく鋭い疑問を投げかけ、2年生もそれに応えようと懸命に言葉を尽くす――。
 
この光景こそ、本校理数科の伝統として次の100年へと繋いでいくべき財産であると感じました。
自ら問いを立て、検証し、他者の目に晒すことでその妥当性を問う。
この真摯なプロセスこそが、まさに「サイエンス」の醍醐味なのです。

本校理数科では、こうした「対話を通じた探究」を教育の柱としています。
正解のない問いに対して、仲間と議論し、客観的な事実に基づいて真理に迫る。
この1年間の理数探究の活動を通じて、生徒たちは科学者・研究者としての第一歩を確実に踏み出したはずです。


【告知】 理数科説明会を実施します!

  • 開催 令和8年4月18日(土)
  • 時間 13:00-15:45 (3部制 各回45分)
  • 会場 大宮高等学校 やまぼうし会館
  • 対象 小学5年生~中学3年生とその保護者 (180組)
  • 内容 理数科3年生による理数探究の成果発表 (ポスターセッション)、本校教員による個別相談

3月31日(火)の10:00に募集を開始します。お申し込み専用フォームは本校ホームページ内に開設予定です。
応募者多数の場合は抽選となりますので、焦らずお申込みください。なお、同一名義で複数応募された場合は、最も新しい送信日時のもののみ抽選の対象と致しますので、予めご了承ください。

▶▶▶ ご案内ページはこちら ◀◀◀

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【理数科日誌】1年生・探究活動発表会

2月10日(火)、理数科1年生がBIツール「Tableau」を活用した探究活動の成果発表を行いました。

 

「Tableau」は株式会社Salesforceが提供するBI(ビジネスインテリジェンス)ツールで、企業でも広くデータ分析に活用されています。本校では、文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の一環として導入し、今回の探究活動で分析体験を行いました。

生徒たちは、まず2時間の研修で操作方法を学んだのち、複数のデータセットを用いて、限られた時間の中でデータ分析・考察・まとめまで取り組みました。

 

発表会では、来校いただいた保護者の皆さまに向けて、ポスターセッション形式で探究内容を発表しました。同じデータを扱う班でも、着目する点や分析手法はさまざまで、班ごとの個性がよく表れていました。保護者からの質問にも丁寧に答える姿が見られ、生徒たちの理解の深まりが感じられました。

平日にもかかわらず多くの保護者の皆さまにご参加いただき、非常に充実した発表会となりました。心より御礼申し上げます。

今回の探究活動を通じて、生徒たちはデータ分析の基礎だけでなく、「分析 → まとめ → 発表」という一連のプロセスを実践的に学ぶことができました。この経験を、来年度の「理数探究」でのさらなる探究活動に活かしてほしいと思います。

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【理数科日誌】 令和7年度 理科教育研究発表会(出展)

2年生の理数探究の授業の一環として、2月7日(土)に行われた令和7年度 理科教育研究発表会(高等学校の部、会場:埼玉大学)に出展しました。

本校理数科の「理数科らしさ」の大きな部分を占める授業が「理数探究」です。
生徒たちは4月から2月まで授業中はもちろん授業時間外も含めて、研究に多くの時間と情熱を注ぎ込んできました。
理科教育研究発表会は、その研究の成果発表の「舞台」のひとつです。

 






ポスターセッションでは、他校の生徒や先生方から素朴な疑問、本質を突く鋭い質問まで、自分たちの研究への理解の「深さ」が問われます。
また、自分たちも他校の生徒のポスター発表を見聞きすることで、発表の仕方やポスターのまとめ方について多くの学びが得られます。
特に全国高等学校総合文化祭に出展するような非常にレベルの高い研究テーマに出会うことができるのも、この発表会に参加する大きなメリットです。
午後の口頭発表の観覧を含め、非常に実り多い1日となりました。

「理数探究」の次の山場は2月19日(木)に予定されている校内発表会。
そして年度が明けた4月に予定されている理数科説明会でのポスター発表です。

4月の理数科説明会については現在準備中です。
後日参加申し込み等に関するアナウンスを学校ホームページ上で行いますので、もうしばらくお待ちください。


【番外編】
「客足」が途切れた一瞬を狙って記念撮影


「かっこいいポーズよろしく!」のリクエストに応える生徒

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【理数科日誌】 令和7年度 探究活動生徒発表会(出展)

2年生の理数探究の授業の一環として、12月25日(木)に行われた令和7年度 探究活動生徒発表会(会場:日本薬科大学)に出展しました。


本発表会への参加は今年度が初めてです。
本校が文部科学省の高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)指定校であること、そして理数探究の数学班は例年発表の場面が2月の校内発表会と4月の理数科説明会に限られていたこともあり、今回の参加を決めました。

本校からは7名、6テーマの出展(ポスター発表4、口頭発表2)です。



口頭発表は写真がうまく取れませんでした…。

数学班の研究テーマは「純粋数学」から麻雀やゲームの必勝法を数学的に分析するテーマまで、多岐にわたります。
2月の理科教育研究発表会に参加する理科班よりも少し早めの対外的な発表となりましたが、限られた時間の中でよく準備をして、充実した発表を行うことができました。

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第69回日本学生科学賞 読売新聞社賞受賞

理数科の川又華さんと普通科の齋藤美奈子さん(ともに化学研究部)が第69回日本学生科学賞に出展した作品名「ぶつからない銅樹」は、最終審査の結果、12月19日(金)に開催された中央表彰式にて読売新聞社賞を受賞いたしました王冠




研究概要については、先日投稿した下記の記事をご覧ください。
第76回埼玉県科学教育振興展覧会 県知事賞受賞

惜しくも世界大会出場を逃しましたが、化学研究部として歴代最高位の受賞となりました。
関係者の皆様のご指導、ご助言にあらためて御礼申し上げます。

川又 華 さん(写真左) と 齋藤 美奈子さん(写真右)

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【理数科日誌】集中実験講座

大宮高校理数科、冬の風物詩「集中実験講座」が今年もやってきました。
12月24日、25日の二日間かけて行われる2年生の理数科行事です。4月から始まった「理数探究」も佳境を迎え、実験データの収集やまとめ作業をここで一気に進め、年明けの理科教育研究発表会(会場:埼玉大学)や理数探究校内発表会(会場:本校やまぼうしホール)での発表に備えます。それでは、今年度の様子をご覧ください!

 

【 数学 】
 
撮影日は12月24日、翌25日の探究活動生徒発表会(会場:日本薬科大学)での発表に備え、最終確認。担当教員とのディスカッションもいつも以上の真剣さが漂っていました。

【物理】
 
すべてのグループが忙しそうに実験に取り組む物理班。それぞれのテーマに合わせ、実験装置を「自作」するのも物理ならではかもしれません。

【化学】
 
白衣を着てCOD測定やキレート滴定など、「いかにも化学!」な実験風景。年度当初と比較して、実験器具の使い方にも慣れてテキパキ動く様子に成長を感じます。

【生物】
 
プラナリア、乳酸菌、そして「G」まで(Gが何者かはお察しください…)。そこに生命ある限り研究対象です。個体差が大きい生き物を相手に、工夫を凝らして実験を進めていました。

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【理化学研究所の見学の様子】

12月15日(月)、理化学研究所和光地区へ見学に伺いました。

見学の導入では、全体の概要説明として、理研の歴史や施設全体での研究について、大枠の説明をしていただきました。その後、見学できる研究についての原理を解説していただき、研究施設まで移動しました。見学することができたのは大きく分けて次の2つの研究施設です。

まず1つ目の研究施設は、

中性子工学施設(光量子光学研究センター・中性子ビーム技術開発チーム)です。

以下の写真は中性子工学施設での様子です。

 

 

 

2つ目の研究施設は、

仁科RIBF棟1階サイクロペディア地下加速器施設(仁科加速器科学研究センター・核構造研究部)です。

以下の写真は仁科RIBF棟1階サイクロペディア地下加速器施設での様子です。

 

 

 最後に、理研ギャラリーでの展示物の見学をして解散となりました。見学全体を通して、初めて見る実験装置ばかりで、生徒から多くの質問が出ていました。生徒は大いに刺激を受けており、とても有意義な経験となりました。このような貴重な経験が生徒の将来にきっと活きてくるはずです。

理化学研究所和光事業部の皆さん、この度は見学を快く受け入れてくださり、本当にありがとうございました。

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【理数科日誌】 Global Rocketry Challenge(修了式)

11月29日(土)に【 第9期 Global Rocketry Challenge 】の修了式が行われました(会場:センターオブガレージ,東京都墨田区)。

5/24(土)に行われた任命式から6ヵ月。
メンバー4人にとってモデルロケット製作という未知への挑戦、モノづくりの楽しさと苦労、第9期の仲間たちとGRCに関わる多種多様な方々との出会い。長いようで短い日々がこれでひとつの区切りを迎えました。

修了式は参加各校のこれまでの活動を振り返るプレゼンテーションからスタート。

 

 

初回打ち上げに向けて掲げた目標。
コンピュータ上でのシミュレーションと実際の打ち上げ結果の違い。
秋ヶ瀬公園や日大船橋キャンパスでの打ち上げを通して得られたデータ。
全国大会に向け、あれこれと手を出すのをやめてシンプルで堅実な設計思想に回帰しつつも、こだわりを忘れずに。
パラシュート滞空競技、全国8位の喜び。高度競技55位の厳しい現実。
これまでの日々を振り返りながら、その中で得られた気づきや学びがたくさんありました。


プレゼンテーション後、修了証の授与が行われました。
その後、第9期の参加生徒全員に、協賛企業のロッキードマーティン社のロゴ入りブルゾンがプレゼントされました。

左胸にGRCのロゴ、右腕にロッキードマーティン社のロゴがプリントされたシンプルながらカッコいいデザイン
引率した筆者も「大人も貰えますか?」と喉元まで出かかりましたが、何とか我慢…!

昼休憩後はGRCの卒業メンバーとの交流会と、宇宙工学に関するワークショップが行われました。
GRCの活動において、モデルロケット製作は「きっかけ」です。
モデルロケットに真剣に向き合うことで、関連する様々な分野へ視野を広げる機会が得られました。

 

 


ワークショップの最後、プロジェクターで投影されたこの1枚のスライドがすべてを物語っています。

自分の「好き」を大切にする。
本校理数科もこの理念です。
好きだからこそ頑張れる。好きだからこそ突き進める。
突き進んだ先にブレイクスルーがあり、イノベーションがあると信じています。

 

末筆ながら、今回の活動をご支援いただいた日本モデルロケット協会、株式会社リバネス、Lockheed Martin Corp. 、そしてすべての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

本校メンバーの活動を温かく見守っていただいた加藤氏(写真中央、日本モデルロケット協会所属)
まるで「チーム大宮」かのように格別の応援をいただきました。誠にありがとうございました。

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