音楽部・活動報告

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音楽部 初の全国大会で堂々の銀賞


 大宮高校音楽部 初の全国大会で堂々の銀賞
    (第69回全日本合唱コンクール全国大会)
     於 香川県県民ホール(レクザムホール)
               平成28年10月29日(土)

 この日は私たち大宮高校音楽部にとって特別な日となりました。
 音楽部史上初の全国大会当日です。前日の出発時には3年テノール元パートリーダーで、今年の定期演奏会ではオペラ座の怪人を演じたH君が、体調不良で参加できないとの一報に、部員一同凍り付きましたが、本番当日体調を回復し、現地で合流できたときの喜びはひとしおでした。
 2年ソプラノに風邪で発熱の生徒が2人出ましたが、病院にかかりつつ、必死の思いで本番は無事全員そろっての演奏ができました。少々力んで、日ごろ売りとしている繊細な音楽表現が、やや若い、表現になってしまった部分もありましたが、課題曲のコダーイ作曲「切なる願い」は、菅谷先生が長年勉強してきたマジャール語の作品であり、人一倍拘って言葉の意味を伝えようと作り上げました。また、自由曲は新聞にも「初出場の大宮高校音楽部、フランクマルタンのSANCTUSを熱唱」と書いていただいた通り、全員の気持ちのこもった演奏ができ、演奏後は皆、晴れ晴れとした表情で記念撮影も盛り上がりました。
 指揮者と生徒代表が舞台にプラカードをもって登る初めての表彰式に少し戸惑いましたが、舞台上で「銀賞」の発表に指揮者であり顧問の菅谷先生と部長のNさんは大変ほっとし、嬉しい気持ちになりました。これで、全国の仲間と本当に対等に演奏しあえるポジションに来られたと・・・。
 遠方にもかかわらず、たくさんのOGOB、保護者の皆様に応援していただき素晴らしい全国大会となりました。チケツトが手に入らず高松に来られなかったけれど、埼玉で応援してくださったたくさんの皆様に心からお礼を申し上げます。


                       現地での練習風景  


                       演奏後の晴れやかな表情


演奏が20番と遅かったため、席が取れず、後ろでアンコール合戦(歌の交歓)に参加する部員達


   舞台上に全出演校の指揮者と生徒代表が集う表彰式・・・最後列、左から4組目が大宮高校

音楽部第45回記念特別定期演奏会

6月21日(日)、彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールにて
第45回記念特別定期演奏会を開催致しました。
45回の記念ということで、
合唱界で今最も人気のある作曲家・信長貴富氏に委嘱をし、
「かなしみはあたらしい」という曲集を音楽部のために作曲をしていただき,
初演をいたしました。
作曲家本人はもちろん、楽譜出版社も来場する注目の公演となり、
客席は満席の状態でした。
また、本校卒業でプロのベーシストとして活躍中の
木村将之氏ら3人のジャズメンたちとの共演ステージも好評でした。
ご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。